コンセプトカーってどんなのでも魅力的に見える。けれども、これだけはぜひ実現してほしい。
先日の北京モーターショーにてアウディが発表した「Q3」のの後部バンパー部には、折りたたみ式の電動キックボードを収納できます。最近の自動車にはスペアタイアがないタイプが多く、その部分に収納するようなイメージになると思います。
キックボードは1.05mあり、1回の充電で約12kmの走行と最高時速30kmも出せるスペックを有しています。さらに、収納すると自動的に充電されるようです。また、ハンドルバーを立てたスクーターモードとハンドルバーの倒したままのスポーツモードがあり、スポーツモードではリモコンで速度などをコントロールできます。
渋滞などの道路状況によって、キックボードの方が目的地に早く着くと判断した時に使用を推奨したり、目的地での足としてや買い物した時の荷物も運搬も想定しているようです。
使用目的はユーザーが判断すればいいのですが、これで目的地での足用に積んでる折り畳み自転車が必要なくなり、スタイリッシュになります。けれども、これは日本の公道では乗れないんだろうなー。残念だな。
※電動キックボードは日本の道路交通法では原動機付自転車扱い。車道を走る場合でも、前照灯・番号灯や方向指示器の設置、ヘルメットの着用、ナンバープレートの表示や保険への加入などが義務づけられます。(okeyuhi)