ついにその日が来るのか…。
将棋の羽生善治名人が、優勝者は最強の将棋ソフトと対戦することになる大会、「叡王戦」にエントリーされたことがわかりました。
名人は先日、自身のコンピュータとの対戦について「近々のうちに何らかのアナウンスがあると思います」と語っていましたが、それがこのことであるのは間違いなさそうです。
5月28日から予選が開始される「叡王戦」で勝ち抜いた棋士は、別途行なわれる将棋ソフト同士の大会「電王トーナメント」で勝ち残ったソフトと対戦することになります。大会はすべてドワンゴが主催。
他にも、佐藤康光九段や谷川浩司九段など、総勢157人もの棋士が参加するとのことで、羽生名人がコンピュータと対戦することが決まったわけではありませんが、しかし有力候補と見られるのは間違いないでしょう。
もしその日が来たら、「人類最後の希望」と言われた羽生名人は、コンピュータにどう立ち向かうのでしょうか…。今から胸が高鳴りますね。
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source: ドワンゴ via 朝日新聞 Digital
(渡邊徹則)