あのガラス張りのピラミッドは、いずこへ?
よーく見てください。どうなってるんでしょう? 見えますか? これ、実はストリート・アーティストのJRさんの最新の作品なんです。ルーヴル美術館の外にある巨大ピラミッドを布で覆っているんです。ちらっと見るとピラミッドが消えてしまったように見えますよね。
トロンプ・ルイユ(騙し絵)は工事中のビルなどを隠すためによく使われる手法です。でもこれをあの有名な建築物に被せちゃったわけですから、話題になりますよね。Wall Street JournalでJRさんは以下のように説明しています。French artist JR’s latest trick will be to make the Louvre Pyramid in Paris disappear…https://t.co/Cwc67LFh6Xpic.twitter.com/YhYBREzZAg
— The Spaces (@thespacesmag) May 25, 2016
私はずっと、物や人に向けられる注目を惹きつける方法を探し求めています。ほら、これです。そこに存在しない何かが人々を結びつけるのです。ルーヴル美術館に着くと、みんな何かがないことに気づき、お互い話しながらよく見えるアングルを探し始めるでしょう。私は人がどんなリアクションをするかに興味があるんです。
Artist @JRart is making the Louvre Pyramid disappear… https://t.co/Cwc67LFh6Xpic.twitter.com/Rlu6YTQCcK
— The Spaces (@thespacesmag) May 24, 2016
このアートは1カ月間ここに置かれて、その間1日だけJRさんがルーヴル美術館全体を使って何かするとのこと。モナリザなど超有名なアートのあるルーヴルをどのように使うのか、楽しみですね。
image by JR
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文]
(リョウコ)