その運転、見られています。
常に手の中にスマートフォンがある今、ながら運転は非常に大きな社会問題となっています。警察の姿が見えれば、さっと電話を隠してしまう一般ドライバーですが、隠せばいいってもんじゃありません。ならばこちらも本気だしますというのは、王立カナダ騎馬警察(RCMP)。見て下さい、この装備を。
巨大スコープ付き24.2メガピクセルのデジタル一眼レフの導入です。警察だけど、パパラッチかスナイパーな見た目に。これで、チェックポイントに近づいたドライバーが携帯電話を隠す前に、遠くからでもドライバーをチェックし、スマホながら運転をその場で取っ捕まえることができます。なんと1,200m先からのチェックが可能!RCMPのスコープ付きカメラはブリティッシュ・コロンビア州にて導入。設置場所はもちろん明かされていませんが、より鮮明な写真が撮れることから交差点付近が可能性が高いと言われています。
カメラの他にも、カナダではスマホのながら運転や、わき見運転に対してより厳しく対処するため、6月から罰金も値上げ(初犯543カナダドル(約4万6000円)、その後888カナダドル(約7万5000円))します。
これはチケット切られれば、電話やメールがかなり高くつくことになってしまいます。いや、それよりも、もし事故を起こせば、取り返しがつかないことになるのですけれど。
やめよう、ながら運転。image by RCMP
source: CBC Calgary via PetaPixel
Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文]
(そうこ)