ヘッドセットだけじゃ楽しめない、全身フルなVRでおばけ退治!
今年の夏公開のリブート版「ゴーストバスターズ」が話題ですが、ますます盛り上がりそうです。映画の公開に先立って、ゴーストバスターズになれるVR施設「Ghostbusters: Dimension」がニューヨークにオープンするんです。
Ghostbusters: Dimensionを作っているのは米国ユタ州のVR企業「The Void」です。The Voidのテーマパークでは、ユーザーはVRヘッドセットだけじゃなくコンピュータ内蔵で触覚を伝える機能もある「Raptureベスト」(Rapture=夢中)なるものを装着して、全身でバーチャルの世界に入り込めます。さらに上下に動くステージや、霧に熱、匂いを出す装置などなど、ありとあらゆる手段で五感に訴えてきます。The Voidはその世界を「バーチャルリアリティ」を超えた「ハイパーリアリティ」と呼んでいます。
The Voidはそんなハイパーリアリティ空間を世界中に作ろうとしていて、Ghostbusters: Dimensionはその第一弾になります。ソニー・ピクチャーズやオリジナル版「ゴーストバスターズ」のアイヴァン・ライトマン監督、リブート版のポール・フェイグ監督からの協力もあり、その空間は映画を忠実に再現しているみたいです。The Voidのチーフ・ビジョナリー・オフィサー、James Jensenさんはプレスリリースでこう語っています。
ゴーストバスターズの世界は、The Voidにぴったりです。みなさんにRaptureベストと銃を装着していただけば、それがまさにプロトンパックとプロトンガンになります。みなさんはゴーストバスターとなり、3人プレイでゴーストがびっしり住み着いたアパートメントを捜索するのです。願わくば、ニューヨークが破壊されませんように。
Ghostbusters: Dimensionは、7月15日の米国でのリブート版ゴーストバスターズの公開に先立ち、7月1日にオープンします。場所はニューヨークのタイムズスクエア、マダム・タッソー館。映画の舞台であるニューヨークってことなんでしょうけど、せっかくだから世界巡回してほしいですね。
source: The Void via The Verge
(miho)