完成品に近づいたプロトタイプ
俺の目を盗みやがったな!って言ってください。顔や虹彩での生体認証が進む世間に真っ向から対抗する、生体認証を防ぐメガネ「プライバシーバイザー」。国立情報学研究所が開発を行ない、メガネの街こと鯖江市のニッセイが製品化を表明していたのですが、いよいよ5月末に約3万円で販売されることになりました。


クラウドファンディング出資者対象の商品
思えば、今はFacebookだろうと会社の情報システムだろうと、どこでも顔写真にタグ付けをしたり、個人の生体情報を会社に管理される時代になりつつあります。もちろん本人が同意していればいいのですが、勝手な撮影など言語道断。そんな無作法なシステムには、人間側も知恵と工夫で対抗しようってわけです。
担当者は「鯖江メガネの“顔”になる商品にしたい」と語っていたそうですが、顔認識を防ぐメガネを顔にしたいとは、これいかに…。ともかく、サイバーパンクな未来に備えてプライバシーバイザー、1ついかがですか?
image by FAAVO
source: 毎日新聞
(塚本直樹)