大量購入をお考えの事業主さま、いかがでしょうか?
これまでとは全く異なるゲーム体験ができるVR。その中でも、体の位置をトラッキングをすることで、VR内を動き回ることを可能にしたVRヘッドセット「HTC Vive」にビジネス・エディションが登場しました。
ビジネス・エディションというのだから高機能なの?とういと、そういうわけではありません。ハードウェは一般向けのHTC Viveと同一です。ただし、専用のサポートラインが用意されていたり、大量購入が可能なのが一般向けの販売とは異なります。いわゆる業務用の卸といったイメージですね。
さらに、ビジネス・エディションでは商業目的での利用においても保証が有効です。つまり、こちらはショールームやアミューズメント施設における利用を想定しています。
これらのサービスが提供されるかわりに、HTC Viveのビジネス・エディションは1,200ドル(約13万円)と通常価格の799ドル(約9万円)よりも高価に販売されます。値段は高価になりますが、商業目的での保証や専用のサポートラインがビジネス・エディションを買う大きな理由になるでしょう。VRヘッドセットは故障やトラブルの際のサポートが難しいとも聞きますので、専用のサポートラインは事業主さんにとってありがたいはずです。
このようなビジネス・エディションが登場したということは、VRヘッドセットの需要がますます増えている証拠かもしれませんね。この特別モデルは6月から一部地域(アメリカ、イギリス、カナダ、ドイツ、フランス)で発売が開始し、数週間後には全世界で始まります。
source: The Verge
(塚本直樹)