新型はよ…。
今月開催されたWWDC 2016で発表が期待されたものの、姿を表さなかった次期Thunderbolt Display。ところがその新モデルを待たずして、Appleは「Thunderbolt Displayの生産を終了する」と公式に発表しました。
TechCrunchによると、Appleのスポークスマンはアップルオンラインストアやリテールストアで在庫品の販売は継続しますが、売れ切れてしまえばそれっきり。在庫の補充はされないとのこと。また、公式声明として社外製ディスプレイの利用も勧めています。
なお、現行のThunderbolt Displayは2011年からアップデートがされていない、ある意味超古株です。ディスプレイ解像度は2560×1440ドットと高くありませんし、価格競争力も…。だからこそ、WWDC 2016での新モデルの登場が期待されていたんですけどね。
ただし今回Thunderbolt Displayがディスコンになったことで、次期Thunderbolt Displayの登場の可能性が非常に高まったことは確かです。次期Thunderbolt Displayでは5K解像度パネルやUSB-C、Thunderbolt 3の搭載やGPUが内蔵されるなどの噂があります。
なお、日本のアップルオンラインストアには Thunderbolt Displayの在庫がまだあるようです。こちらも、在庫のみで販売終了となってしまうのでしょうか…。
source: TechCrunch via 9TO5Mac , Apple
(塚本直樹)