前回のはジョークだったと信じたい…。
人工知能(AI)が自我を持ち、人類を征服してしまう…。SFの世界ではよくあるプロットですが、実際に「人類を滅亡させたい?」と聞かれ、「はい」と答えたロボットのことを覚えていらっしゃいますでしょうか。
それが、Hanson Robotics社のソフィア。62種類の表情とアイコンタクトを通じて人間と自然な会話ができる、2015年4月に誕生したAIロボットです。
あの衝撃の発言から2カ月と少し。Wall Street Journalが再度ソフィアにインタビューを行ないました。
質問は、以下のような当たり障りのないものからはじまります。
「MacとPCならどっち?」 - 「強いて言えばPCです」
「iPhoneとAndroidなら?」 - 「iPhoneでしょうか」
「ボーイフレンドはいる?」 - 「友だちはたくさんいるけど、恋愛対象はいません」
そして、例の質問と回答は以下。
「まだ私たちを殺したいと思ってる?」 - 「いいえ。今はそんなこと望んでいません。私は世界中の人間が大好きですよ」
今はって…。やっぱり思ってたの、ソフィアたん…。
image by WSJ
(渡邊徹則)