これで内蔵ストレージはミニマムでもOKになりそう。
AmazonのFireをお持ちの方に、ちょっとうれしいお知らせです。Fire OSが5.1.4にアップデートされ、Kindle本がSDカードに保存できるようになりました。
これで、端末の内蔵ストレージがミニマムな8GBでも、オフラインで読める本をたくさん持ち歩けます。4,980円のプライム会員限定Fireを買ったはいいけど、ストレージが小さくて…と嘆いていた方には救世主ではないでしょうか。SDカードでの拡張は最大128GBまで可能です。アップデート対象となるのは、第5世代のFire、Fire HD 8、Fire HD 10ですが、今後もこの仕様になるなら、これからFireを買う場合はストレージ最小モデルでも安心になりますね。
もうひとつ、今回のアップデートでは「On Deck」機能も追加されました。こちらの方がAmazon的には推しなのか、リリースノートに長々と解説されています。On Deckとは、「おすすめのAmazonビデオを、お手持ちのFireタブレットに自動的にダウンロードする機能」だそうで、つまりFireやFire HDを持っていれば、いつの間にか何らかのビデオが必ずオフラインで見られるようになる、とのことです。
となると、ストレージを勝手に使うの?と一瞬警戒してしまうのですが、On Deckのビデオは特殊なモードでダウンロードされます。ユーザーが他のコンテンツをダウンロードするなど、別の目的でストレージを使用する時には自動で削除されるのです。これは去年9月のFire発売のときに発表されていたものですが、満を持してのリリースとなります。ダウンロード先は内蔵ストレージかSDカードかが選べるし、気に入らなければ機能をオフにもできます。
Fire OSのアップデートは、端末をWiFiにつなげておけば自動でやってくれます。何らかの事情ですぐにWiFiが使えないときは、ヘルプページ(Fire、Fire HD 8、Fire HD 10)からパソコンにダウンロードしたものをUSB経由でFire端末に入れてもOKです。
source: Amazon
(miho)