まるでサーカスの猛獣使い。
サードパーティーのファミコン用コントローラーとして、1990年に鳴り物入りで登場したパワーグローブ。最近これをどうにか改造して新たな使い道がないかという試行錯誤が盛んだそうです。
そこでまず登場したのが、ドローンのコントローラーとしての使用方法。動画でその様子をご確認ください。
Hackadayに掲載されたこれらの動画は「Maker Faire 2016」の会場にて撮影された、HACKADAYの公式チャンネルとvectrexerのものでした。
制作者はまだ改良の余地があると言っているそうですが、パワーグローブでドローンを手なずけることは可能なようです。
仕掛けとしてはグローブ内の5本の指にセンサーが仕込まれており、手のひらをドローンに見立てた動きや人差し指の上げ下げなど、簡単な手のジェスチャーに反応して飛行するようにプログラムされているとのこと。
この操作によって、あたかもペットに芸を教えるかのようにドローンが扱えるようになるのが、妙にアナログで面白いです。今後こうした操作が当たり前になるかもしれませんし、パワーグローブの他の使い道の発明にも期待がかかります。
source: Hackaday via YouTube1, 2
Darren Orf - Gizmodo US[原文]
(岡本玄介)