細部へのこだわりが恐怖を生みます。
前作に続き、見たら最後、眠れぬ夜を送ることになる……と話題の心霊ホラー映画シリーズ第2作目「死霊館 エンフィールド事件」。
インドでは本作を鑑賞した65歳の男性がクライマックスで胸痛を訴えて亡くなり、その後、亡くなったことが確認された病院から別の施設への移送中に遺体が友人ともども消失したという事件も起きています。
そんな、とんでもなく怖い「死霊館 エンフィールド事件」のVFXの裏側が公開されました。本編のネタバレがあるので、ご注意ください。
こちらはアーティストのDidier Koningsさんがアップした動画。
VFX処理前の修道女はそこまで怖くない印象です。恐ろしさの秘密は真っ黒になった口元なのがわかります。
また、うっかりしていると見落としてしまいそうなオブジェクトが地道な作業で消されていたことも判明。ささいなことのように思えますが、処理前と処理後を比較すると絵がスッキリし、シャープになった印象を受けます。
今回の映像を見て多少本編のシーンをインプットしていたとしても、作品全体の恐怖は薄れませんし、本作はさすがジェームズ・ワン監督といった内容の良作なホラーなので、ぜひ映画館でご覧ください。
「死霊館 エンフィールド事件」は7月9日(土)新宿ピカデリーほか全国公開。
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(中川真知子)