最高って俺のことか?
映画「スター・ウォーズ」シリーズの最新作「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」に続いて、ハン・ソロのスピンオフ映画の情報もじょじょに明らかになってきています。
ある人物の証言によると、2018年公開予定のハン・ソロの若き日を描いた映画の脚本は、「スター・ウォーズ」史上最高の出来とのこと。そう語るのは「スター・ウォーズ」シリーズで活躍してきたあのコンセプトアーティスト、イエイン・マッケイグ氏です。
エピソード1~3と「フォースの覚醒」のコンセプトアーティストとしてさまざまなデザインを見せてくれたマッケイグ氏ですが、Star Wars News Netが報じるところによれば、彼は最近ニュージーランドで行われたArt and Industry of Imaginationというカンファレンスに出席し、「スター・ウォーズ」関連の舞台裏について語りました。
その中でも一番興味深かったのは「帝国の逆襲」、「ジェダイの帰還」、「フォースの覚醒」でも脚本を務めたローレンス・カスダン氏によるハン・ソロのスピンオフ映画の初期脚本についてです。
(ハン・ソロのスピンオフ映画の脚本は)今までの「スター・ウォーズ」シリーズの中で最高の脚本であり、私がいままで読んだ中でも最高級の脚本。笑えたし、泣けたし、いい脚本のすべてが詰まってた。とびっきりの作品が待ってるよ。
マッケイグ氏曰く、彼がこの脚本を読んだのは「フォースの覚醒」が公開される前だったとのこと。それに、この記述はもとの発言を要約したもので、ローレンス・カスダン氏の息子であるジョン・カスダンが脚本に加わる前のものである可能性があります。また、恐らくクリス・ミラーとフィル・ロードがこのスピンオフの監督に決定する前でしょう。
「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」に続くスピンオフ第2弾として、2018年公開予定のハン・ソロの若き日を描くこの作品ですが、もともとこの枠はジョシュ・トランク監督(「クロニクル」、2015年の「ファンタスティック・フォー」)による賞金稼ぎボバ・フェットのスピンオフと噂されていた作品が来るはずのものでした。そちらはトランク監督が降りた/降ろされたため、今後どうなるのかが気になるところです。
初期の脚本が完成版の映画とストーリーが違うというのは「スター・ウォーズ」に限らずよくある話ですが、何はともあれ、ある時点では最高の脚本だったというのは良い兆し。2017年の1月から撮影が開始するハン・ソロのスピンオフ映画も、きっと今頃はもっと良い脚本になっていて、2018年には銀河一の映画が見られることに期待しましょう。
source: Star Wars News Net
Germain Lussier - Gizmodo io9[原文]
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