どうやって持とうかな?
以前よりちょこちょこ噂されていた、「全面ガラス製の新型iPhone」。その登場を裏付けるように、過去にAppleが全面ガラス製ディスプレイを搭載したiPhoneの特許を取得していたことが判明しました。
上の画像が、その特許で説明されている新型iPhoneのイラストです。本体には曲面ディスプレイが採用され、楕円形の形状になっていることがわかります。サイドのボタンもディスプレイで表示するなど、なかなか先進的な内容ですね。
ただし、多くの人が想像するように、このような全面にガラスのディスプレイを採用したスマートフォンが使いやすいとは思えませんよね…。そもそも、本体を持つたびに誤動作を起こしそうだし。

さらに特許では、この楕円形状のスマートフォンの内部構造についても説明しています。それによると、ディスプレイがないのは上下の縁だけで、それ以外はぐるっと画面に囲まれています。さらに本体下部には懐かしの30ピンのDockコネクタが確認できます。これは、今回の特許が出願されたのが2011年だったので、2012年に登場したLightningコネクタをイラストに組み込むことができなかったのでしょう。
背面に画面があるスマートフォンとしては、ロシアから登場した背面電子ペーパー搭載スマートフォン「YotaPhone」があります。特許では詳細については解説されていませんが、もし新型iPhoneが全面ディスプレイを搭載するのならどのような利用方法があるのか気になりますね!
そして恐ろしい(?)ことに、このような全面ガラス製の曲面ディスプレイを搭載した新型iPhoneは2017年の登場が予想されています。はたして全面ガラスのiPhoneは使いやすいのか、そもそも実用的なのか…。今から期待と不安が入り混じった気持ちでいっぱいです。
source: Patently Apple
Michael Nunez - Gizmodo[原文]
(塚本直樹)