クルマがどんどん便利になる。
トヨタとKDDIは、コネクテッド・カー分野での協業を発表しました。コネクテッド・カーとは、自動車をインターネットに接続し、ユーザの利便性を高めようという試み。自動車業界では自動運転車と並ぶ関心事となっており、今年のCESでは各社がそのコンセプトを発表していました。
具体的には、リアルタイムの情報を解析することで、渋滞緩和や危険予知、保険サービスへの応用などが期待されています。トヨタは先日、クラウド技術の面においてマイクロソフトとの協業も発表しました。
今回の提携では、KDDIが持つ600社以上の海外通信事業者との関係を生かし、日本だけではなくアメリカでの展開も予定しているとのこと。通信はローミングではなく、車載通信機に内蔵されたSIMを、通信で書き換えることで実現するそうです。
両社はこのプラットフォームのオープン化を予定しており、他の自動車メーカーなどにも開放していくとのこと。
登場から長い年月を経た自動車が、今大きな変革の中にあることを感じさせてくれますね。
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source: CNET
(渡邊徹則)