新登場。洋服をたたんでくれるマシン「FoldiMate」の理想と現実

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新登場。洋服をたたんでくれるマシン「FoldiMate」の理想と現実

洗って、干して、アイロンをかけて、畳んで、しまう。

家事のなかでも特に洗濯って時間と手間がかかるものですよね。やっと乾いたと思った次の瞬間には、どさっと山盛りになった衣類をひとつひとつ畳まないとならないし、暑い日も寒い日もシャツはぴしっとアイロンをかけてしわを伸ばさないと格好がつかないし...。

そんな面倒な作業のなかでもお役立ちマシンとなりそうなのが、こちらの「FoldiMate」。スチーム、しわ取り機能つきで、気持ち良いほどきちんと、そしてふわっと優しく畳んでくれます。

160606FoldiMate.jpg

洗濯済みの乾いた衣類をラックに取り付けると、吸い込まれるように機械のなかに入り、一着10秒でピシッと畳んでくれるようになっています。一見したところなんとも便利で理想的な発明品ですが、残念なことに、じつは決定的に面倒な作業が残っているのです。

それは、全自動ではないということ。なんと衣類をひとつひとつ、手作業でマシンに取り込む必要があるのです。まぁ、洗濯物をハンガーや洗濯バサミを使って干す場合と同じような工程なんですけどね。

FoldiMateのラックに取り付けられるのは、一度に15〜20着まで。たとえば、シャツやズボンをマシンにかけているあいだに、大きなバスタオル、小さめの靴下や下着など自分で畳んだほうが早いものを手作業で済ませちゃう...なんていう効率の図り方もアリかもしれません。

お値段は、850ドル(約9万円)。いつもの洗濯乾燥機とは別に用意するマシンとしては少々お高め。もし洗濯から衣類を畳むところまで全自動ならば妥当な額といえたかもしれないですね。惜しい!

いずれにしても2018年に登場予定なので、ひとまず目の前に溜まっている洗濯物をやっつける日々はまだまだ続きそうです。

source: FoldiMate via Ubergizmo

Andrew Liszewski - Gizmodo US [原文

(Rina Fukazu)