もはやクルマじゃない。
イギリスの超高級車メーカーロールス・ロイス。乗ることはおろか、見かけることさえ少ない、憧れの名車です。
こちらは、そのロールス・ロイスの親会社であるBMWの100周年イベントでお披露目されたコンセプト。「Next 100」と題されたテーマには、「次の100年を象徴する車」という意味合いがあるそうです。
なんといっても特徴的なのが、この内装。ご覧の通り、ハンドルはもちろん、ブレーキやギアなど、従来の車に不可欠であった要素が完全に排除されています。
目的地に着くまで、ワインでも飲みながら映画鑑賞なんて、もはや移動するホテルといったところでしょうか。

床に敷き詰められているのは、いかにもフワフワそうな純白の絨毯。このあたりは、さすがロールス・ロイスといったところです。

タイヤのかたちも特徴的。ちなみにこちらはあくまでコンセプトのため、実際の走行は出来ないとのこと。

「全面ガルウィング」とでもいうべきドア。これなら、乗り込む際にかがむ必要さえありません。

image by Rolls-Royce via Bloomberg
source: Bloomberg
(渡邊徹則)