どんでん返しがあるかも?
「フォースの覚醒」に登場したレイ。強いフォースを持っていることは判明していますが、幼少時にジャクーに置き去りにされていたということ以外は、親の記憶もなく、その過去は謎に包まれています。そんな中、YouTuberのVincent Vendettaさんがレイの過去に関する新たな説を唱えています。
そこで解説されているのは、「パルパティーン皇帝がレイの祖父」という説。銀河皇帝がレイの祖父なんて聞くと藪から棒な気もしますが、理由はこうです。
・レイのライトセーバーによる戦闘スタイルが、「エピソード3」でジェダイと戦うパルパティーンと同じ。・レイがダークサイドの誘惑に負けかけてる。公式脚本ではレイはカイロ・レンを殺す直前で、ダークサイドの誘惑に気づき踏みとどまっています。
・「フォースの覚醒」のノベライズ版(カノン/正史)では、レイの頭の中で「殺せ」という声が。正体不明の声ながらも、もしスノークでないとしたら、もしかしたらパルパティーンのものかも?
・「フォースの覚醒」内でレイが見るビジョンの中でパルパティーンの声が聞こえる
・映画ポスターの中でレイはカイロ・レンと共にダークサイドよりの部分に居る
(動画の解説と順序は一致していません)
それでもまだパルパティーンがレイの祖父とするには弱い気がしますよね。でもルークが父親ではないということに関してはどうでしょうか?
・「フォースの覚醒」であれだけそう見えるように仕向けてあるから、これで「ルークが父親」と明かされても驚きが全くないからストーリ的にこれはない。・小説「Bloodline」では、ルークが新たなジェダイ・アカデミーを始めてからもレイアと親密に連絡を取っているので妻とか子供がいたらわかるはず。
・Lucasfilmのクリエイティブ・エグゼクティブであるPablo Hidalgoは「Bloodlineからすると、レイはルークの娘じゃないって言える?」というツイートに対し「出版されみんなが読むようになれば、より多くの人がそのアイデアに重きを置くと思うよ」と回答。
・マズ・カナタは映画中でレイの家族はもう居ないとほのめかしている。
・ハンもレイアもレイを知らない(J.J・エイブラムス監督はインタビューでレイとレイアは「彼らはお互いにフォースは強いものの、一度も出会ったことがなかった」と発言)。
・ジェダイ・コード(ジェダイの掟)は恋に落ちたり結婚したりすることを禁じている。
・ルークはアメリカのアクセントでしゃべるが、レイはイギリスのアクセントでしゃべる。そしてパルパティーンもイギリスのアクセント。(ジョン・ボイエガもイギリスの俳優だが作中では違うアクセントでしゃべらなければならなかったのはレイを際立たせるため?)
・J.J・エイブラムス「レイの両親はエピソード7には居ない」
「ルークがレイの父親ではない」というのが事実であれば、パルパティーンが祖父という説もまことしやかに聞こえてくるかも? もちろん他にもオビ=ワン・ケノービがレイの父親であるという説(イギリスのアクセント、レイがアナキンのライトセーバーを手にしたときにオビ=ワンの声が聞こえる、etc.)なんかもありますが…。
でも、カイロ・レンやルークがレイをすでに知っているのは、その祖父がパルパティーンだということを彼らが知っているからかもしれません。
・ノベライズ版では、スターキラー・ベースでレイとカイロ・レンをが戦う際、レイがフォースでライトセーバーを引き寄せる場面でカイロ・レンは「おまえ…なのか(It... is you...)」と呟き、「その言葉は彼女を動揺させた。これが初めてではないが、彼は彼女が知る以上に彼女自身のことを知っているようだ」という一節があります。・脚本でもノベライズ版でも「フォースの覚醒」最後でルークはレイを知っているという記述が。
脚本:「彼はレイを見た。彼の目には優しさがあったが、苦しみも見受けられた。彼女が誰であるか、何をしにここまで来たか、それを尋ねる必要はなかった。彼の眼がすべてを物語っていた」。小説:「彼の髪と髭は白く、表情は取りつかれたようであった」。
「スター・ウォーズ」シリーズは旧三部作も新三部作も「スカイウォーカー(家) VS パルパティーン」という構図でした。これまでアナキンとルークがパルパティーンと対峙してきましたがが、今度はスカイウォーカーの血筋であるカイロ・レンがパルパティーンの血筋であるレイと戦うという話になるのかも?
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source: YouTube via CinemaBlend
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