強力なカードとなるか。
Twitterは、GoogleやFacebookで活躍したエンジニアのBret Taylor氏を取締役に迎えることを発表しました。テック界隈では超有名な彼ですが、一般的にはちょっと馴染みがないかもしれません。しかし彼が作ったプロダクトなら、必ず一度は使ったことがあるはずですよ。
何せ、GoogleではあのGoogleマップを開発しました。独立して作ったFriendFeedは、Facebookに5000万ドル(約50億円)で買収され、そのまま同社にCTO(最高技術責任者)として入社するや、あの「いいね!ボタン」やニュースフィードを作った人なんです。どうです、一度どころか毎日使っていませんか?
News!: @btaylor is joining the Twitter Board! Bret brings world class experience, insight, & thoughtfulness around building social services.
— Jack (@jack) 2016年7月5日
Taylor氏の就任を喜ぶ、TwitterCEOのジャック・ドーシー
そんな超ハイスペックエンジニアの彼が、あえて今Twitterというのは正直意外です。Twitterはジャック・ドーシー氏がCEOに返り咲いて以来、気に入らないヤツはどんどん辞めさせている感じもあります。たまたまジャックと仲が良かっただけ、という可能性も否定できませんが。
Instagram、Snapchatなどの後発組にやられっぱなしのTwitterですが、はたして、起死回生の一撃となりますでしょうか。
image by Dylan Tweney via Flickr
source: New York Times
(渡邊徹則)