あのテーマ曲も……!
サンディエゴ・コミコンで、DCコミックスの映画「ワンダー・ウーマン」の予告編が公開されました。「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」で大活躍をしたヒーローの過去が描かれる物語です。
こちらはWarner Bros. Picturesがアップロードしたもの。

ワンダー・ウーマン「あなたは男ね」
スティーブ・トレバー「ええっと……そう見えないか?」

スティーブ・トレバー「男に会ったことがない? 父親は?」
ワンダー・ウーマン「父はいない。ゼウスによって命を授けられた」
スティーブ・トレバー「……そりゃいいね」
まだ詳細は明らかになっていませんが、どうやらストーリーの舞台は第一次世界大戦の時代。アマゾンの姫であるワンダー・ウーマンは、軍人のスティーブ・トレバーを助けたことをきっかけに、戦地に足を踏み入れていくという展開となるようです。
原作コミックではアマゾンの王姫によって粘土から作られ、さまざまな神から力を与えられたという設定があった時期もありますが、今回の映画版では本当に父親がいないのかどうかも気になります。
クリス・パインが演じるトレバーは、「バットマン vs スーパーマン」でバットマンが発見した、ワンダー・ウーマンの過去の写真で一緒に写っていた人物。コミックでもワンダー・ウーマンと関わりの深いキャラクターですが、果たしてどのように描かれるのでしょうか。

今回のワンダー・ウーマンは美しくしなやかなだけでなく、ライフルを腰で折ったり、装甲車をぶん投げたりと凄まじいパワーを持ったキャラクターであることも強調されています。とにかくアクションシーンにもかなり期待が持てる作品となりそうです!

ゲーム「バトルフィールド1」でも話題の第一次世界大戦の戦場が、でかいスクリーンで迫力満点に見られるというのもうれしいところ。よく見ると盾が「バットマン vs スーパーマン」の時とは違うものですが、そこにどういった背景があるのかも楽しみです。
そして、今までの設定のままであるとすれば第一次世界大戦を経験し、ワンダー・ウーマンは男の世界との関わりを断つはずですが、果たして何が彼女を待ち受けているのでしょうか……。

エッタ・キャンディ「エッタ・キャンディです。スティーブ・トレバーの秘書です」
ワンダー・ウーマン「秘書とは何なの?」エッタ・キャンディ「彼の言われた通りにどこでも行って、なんでもするのが仕事です」
ワンダー・ウーマン「私の故郷では、それは奴隷と呼ばれているわ」
エッタ・キャンディ「この人すっごく気に入りましたわ」
スティーブ・トレバー「……すばらしい。では行きますよ、ご婦人方」
ダークでハード一辺倒ではなく、コミカルなシーンも登場。やはりDCEU(DCコミックの映画シリーズ)は「バットマン vs スーパーマン」の反響を踏まえ、やや路線変更をしているのかもしれません。
とにかく「バットマン vs スーパーマン」を見てから、もうずっと見たくて見たくて仕方がなかった、ガル・ガドットが演じる超カッコいいワンダー・ウーマンの大活躍が、思う存分味わえる作品になることは間違いないので、個人的にはDCEUでは一番期待している作品です。
マーベルに先駆ける形での女性が主人公の作品ということもあり、これからのアメコミ映画に大きな影響を与える可能性もあるかもしれません。映画「ワンダー・ウーマン」はアメリカで2017年6月2日に公開予定。
source: YouTube
(傭兵ペンギン)