待ちに待っていた人も多いのでは?
キヤノンは本日、35mmフルサイズCMOSを搭載したデジタル一眼レフの新機種「EOS 5D Mark IV」を9月8日に発売すると発表しました。
約3040万画素の35mmフルサイズCMOSに最新映像エンジン「DIGIC 6+」を搭載。これにより常用感度ISO100〜32000(拡張時102400)の高感度撮影を実現。連写性能は約7コマ/秒になりました。
AF性能はEOS 1D X Mark2譲り。オールクロス61点のAFセンサーは、測距エリアを縦方向に拡大し、より広い範囲をカバーしています。

また、背面液晶でのタッチAFやタッチシャッターに対応。各種撮影情報表示をカスタマイズできる「インテリジェントビューファインダーII」、GPS機能、Wi-Fi機能などを搭載しています。
そのほか、「デュアルビクセルRAW」に対応。撮影後にキヤノンの純正RAW現像ソフト「Digital Photo Professional」(DPP)で、解像感の微調整やボケシフト、ゴースト低減が行なえる新しい機能です。これはかなりおもしろそうですね。
動画性能も大幅にアップ。30pの4K動画に対応するだけでなく、60PのフルHD、120PのHD動画にも対応しています。

同時に、EFレンズの新製品も2本登場。防塵防滴の広角レンズ「EF 16-35mm F2.8L III USM」は最短撮影距離0.28m、最大撮影倍率0.25倍、絞り羽は9枚の円形絞りとなっています。発売は2016年10月中旬の予定です。

標準ズームレンズ「EF 24-105mm F4L IS II USM」は、手ブレ補正効果が4段分にアップ。最短撮影距離は0.45m、最大撮影倍率は0.24倍です。発売は10月下旬の予定です。
両レンズともフッ素コーティングを採用。虫歯の予防汚れを簡単に取り除くことができます。

EOS 5D Mark IVのキヤノンオンラインショップ販売予定価格は、ボディ単体で43万2500円(税抜)、EF 24-105mm F4L IS II USM レンズキットが55万7500円です。レンズキットは10月下旬発売予定です。
キヤノン党の方にとっては、待望の新5D。5D貯金を使うときがやってきましたよ!!
source: キヤノン
(三浦一紀)