8月3日の記事を8月31日時点の情報を元に追記、更新して再掲載しています。
ブラックモデル、くるかな〜。
今年もやってきました、iPhoneの秋! 2007年に初代モデルが登場してから毎年進化を続けてきたiPhone。今年登場する次期iPhoneはどんなものになるのでしょう?
この記事ではこれまで登場してきたさまざまな次期iPhoneの噂やリーク画像をまとめてみました。これらの情報は公式のものではないので、参考までに楽しんでくださいね!
名前は何に?

去年登場したのがiPhone 6sだから、今年はiPhone 7? 多くの情報では、今年登場するのは「iPhone 7」と「iPhone 7 Plus」、そしてもしかしたら「iPhone 7 Pro」の2〜3ラインナップだと予想しています。apfelpage.deによれば、今年登場するのはiPhone 6 SEだという予測もあります。
さらに2017年に登場する新型iPhoneには、有機ELディスプレイや全面ガラスデザインなどのメジャーアップデートがやってくるとの噂もあります。そこで、iPhone 7の名前は「来年に持ち越される」という噂もあります。
ま、多分今年の次期iPhoneが「iPhone 7」になると思いますけどね。
デザインはどうなる?

iPhone 6とiPhone 6sからのデザイン変更が期待されるiPhone 7ですが、残念なことにiPhone 6sとほぼ同一デザインになるという見方が一般的です。
本体は金属製で液晶ディスプレイを搭載し、本体前面はガラス製…と特に前モデルから変わるところはないのですが、The Wall Street Journalの6月の報道によればiPhone 7は1mm薄型化します。これは市場にあるスマートフォンに比べてすごく薄いってわけではないのですが、ケースの買い替えが必要になるかもしれません。
さらにこの薄型化により、イヤホンジャックが廃止される可能性があります。新型iPhoneからイヤホンジャックがなくなるという噂は2014年からあります。これまでもイヤホンジャックのないiPhone 7のパーツリークはたくさん登場しており、この情報はかなり確度が高そうです。

さらに、iPhone 7の「Lightningからイヤホンへの変換アダプタ」らしき画像もすでに流出しています。あの世のジョブズがこのような周辺機器の存在を許すかはさておき、安価な解決策であることは確かですね。また、イヤホンジャックがなくなるかわりにセカンドスピーカーが搭載される可能性があります。ただ、これがiPad Proのようなステレオスピーカーなのかは不明です。
さらに、iPhone 7のホームボタンは沈まないタッチ式になるという噂もあります。くわえてこの新ホームボタンには触れた強さを検知するForce Touchが搭載されるかもしれません。
そして背面部分では、iPhone 6で本体を横切っていたアンテナ線が縁へと移動します。さらに、カメラ穴の出っ張り具合もiPhone 6sから変わるようです。
So, for the very last time: This is what #iPhone7 rear camera bump looks like. IF NOT = FAKE... Got it?... pic.twitter.com/01cNjVTaC7
— OnLeaks (@OnLeaks) 2016年7月5日
下の画像はiPhone 7 Proかもしれないデュアルカメラを搭載したバリエーションの一つです。最近は画質向上のためにデュアルカメラを搭載したスマートフォンもいくつか登場(例:LG G5)しています。このデュアルカメラからどんな画が飛び出してくるのかを期待しておきましょう。

それ以外にも、iPhone 7 ProにはiPad Proと同じく「Smart Connector」が搭載されるという情報があります。上の画像でも、本体下部に3つのドットが見えますね! Smart Connectorは、通信と充電を行えるため、キーボードなどの周辺機器が利用可能となっています。一方、AppleはSmart Connectorの搭載を諦めたという情報もあり、この点は不明瞭となっています。
有名リークアカウントのEvan BlassもiPhone 7は2モデルになると発言しており、Proモデルは気になる…けれど出ないかもしれないのが現状です。
The 2 (two!) 2016 iPhone models are codenamed Sonora and Dos Palos.
— Evan Blass (@evleaks) 2016年7月19日
さらに、中国語サイトではiPhone 7には防水機能が搭載されるという話も出ています。iPhone 6sが高い耐水性能を実現していることを考えると、それを進化させてiPhone 7がIP68準拠の防水性能を実現する可能性は十分にありえます。
さてさて、スペックは?
毎年最高レベルのスペックを維持しているiPhoneですが、今年のiPhoneでも新プロセッサ「A10」の搭載が期待されています。このA10プロセッサはおそらく台湾TSMCにて独占生産され、iPad Proなどに搭載されている「A9X」を上回る性能となることでしょう。
またカメラ機能も強化されます。9to5Macによれば次期iPhoneは両モデルとも1,200万画素にとどまりますが、センサーサイズの大型化による暗所撮影能力の向上がありえそうです。さらにデュアルレンズでの撮影処理のために、5.5インチモデルは3GBのRAMを搭載するという噂もあります。
Pretty reliable (not 100% but almost...) source told me #iPhone7 battery = 1960mAh (#iPhone6s = 1715mAh)
— OnLeaks (@OnLeaks) 2016年7月13日
バッテリーに関しては14%の大容量化が予想されています。またA10プロセッサの省電力化により、数値を上回るバッテリー持続時間を実現できるかもしれません。ポケモンGOファンには心強いアップデートになりそう!?
またThe Wall Street Journalによれば、iPhone 7は最小容量モデルが32GBになります。これは16GBモデルが事実上使い物にならなくなった昨今では当然のアップグレードでしょう。また中国語サイトのWeiboによれば、iPhone 7の最大容量モデルは256GBになるようです。
iOS 10の進化は?

すでにパブリックベータ版などで誰でも試すことのできる「iOS 10」ですが、MusicアプリとiMessageアプリに大きな改良がくわわっています。
さらに、以前登場したLive Photosや3D TouchのようにiPhone 7のハードウェアに深く関わったソフトウェアが登場するかもしれません。もしかすると、デュアルカメラや進化したタッチ式ホームボタン関連の新機能がありうるかも…?
やっぱり気になる価格
iPhone 6s/6s Plusは649ドル(7万8800円)/749ドル(8万9800円)で販売されました。ただしiPhone 7では最大容量モデルが256GBになることで、900ドル(約9万2000円)のiPhone 7 Proが登場する可能性があります。
またMacお宝鑑定団Blog[羅針盤]は、中国の信頼できるサプライヤーからの情報として、「iPhone 7にはブラック系統の新色『スペースブラック(仮称)』が登場するかもしれない」と伝えています。個人的にこのブラック色の復活が一番の楽しみです。
結局、発売日はいつよ?

Appleの新製品発表イベントは日本時間で9月8日午前2時から。
また、有名リーク主のEvan Blassによれば、iPhone 7の発売日は9月16日。そして予約開始は1週間前の9月9日になりそうです。
Confirmed: Pre-orders start on the 9th. You can extrapolate the launch event date from there. https://t.co/gwoPzIM1dI
— Evan Blass (@evleaks) 2016年7月28日
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Darren Orf - Gizmodo US[原文]
(塚本直樹)