家族には秘密だったそうです。
インドのとある病院。激しい腹痛を訴える患者に緊急手術が施されたのですが、お腹を開いてみたら、出てきたのはなんと40本ものナイフ! これには執刀医も「前代未聞。驚いたというより恐ろしかった」と語っています。「1つのミスが命取りとなる難しい手術でした。20年この仕事をしていますが、こんなオペははじめてです」と語ったのは、医師のJatinder Malhotraさん。チームは事前に2日間もかけ、オペのプランを練ったそうです。
取り出されたナイフは、最長で約18cmもの長さで、その多くが折りたたみ式だったそうですが、中には開いていたり、錆びたものもあったとか…。
手術の成功により、快方に向かっているという患者さん。それにしても気になるのは、なぜナイフなんか飲み込んだのか、ですよね。
「理由は特にない。ただ美味しくて、味が好きだったんだ。タバコやお酒が好きな人もいるだろう? それと同じだよ」
いやいや、ぜんぜん同じじゃないから!
とりあえず「もう2度としません」と誓ったという患者さん。医療チームは彼に「もしまたナイフを飲みたくなったら、(鉄分が豊富な)ホウレンソウにしなさい」とアドバイスしたそうです。
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source: CNN
(渡邊徹則)