ブリトーを運ぶため、最先端技術がここに集結!
元Google(グーグル)で、Alphabet(アルファベット)傘下のプロジェクトの1つ「Project Wing」は、アメリカで人気のメキシコ料理系ファストフード店Chipotleと組んで、ブリトー配達ドローンをテストすると先週発表しました。さて、そのブリトードローンの姿が早くも目撃されています。
ブリトー配達ドローンテストが行なわれているのは、バージニア工科大学。今回、ネタ元のRoanoke Timesがいち早くドローンの姿を捉えたのは、大学があるブラックスバーグの町。Project Wingの担当者Jacquelyn Miller氏も、米Gizmodoの取材にて「テスト始めました」とは回答したものの、撮影された動画に対する細かいコメントは避けました。
VIDEO: Burrito-delivering drones tested at Virginia Tech. https://t.co/UdyCdamS0npic.twitter.com/2DrFNitXNj
— The Daily Progress (@DailyProgress) September 13, 2016
Roanoke Timesがテストを目撃したのは、米現地時間で12日のお昼すぎ。ブリトーが入っていると思われるデリバリーボックスにはヒモがついており、ヒモで吊るしつつ上空からボックスを地面に着地させるスタイル。テストでは女性がボックスを受け取り、ヒモをカットして、ネット裏でテストを見守るチームのもとへ運んでいたといいます。30分の間に10回ほど配達テストが行なわれ、その内何度かは多めオーダー想定だったようで、2台のドローンで配達していたといいます。1箱にブリトーがいくつ入っているかなど、詳しいことは、動画を撮影した距離からはわからなかったとのこと。
食べ物配達のテストでブリトーが選ばれたのは、なんかわかりますよね。トルティーヤに具がしっかり巻かれた上に、ペーパーでラップされているので、多少の衝撃で崩れてしまうことがありませんもの。また、アメリカでは非常にメジャーかつ人気の食べ物なので、実用化したら、そりゃ流行るでしょうな。まさに、夢のデリバリー!
image: made from a video at the Roanoke Times
source: Roanoke Times
Matt Novak - Gizmodo US[原文]
(そうこ)