もはやMacBook並…?
iPhone 7/7 Plusに搭載された、新型のA10 Fusionプロセッサ。Appleの発表会ではiPhone 6sのA9プロセッサから40%も高速化したと謳われるこのプロセッサですが、はたしてその実力はどれほどなのか…iPhone 6/6 PlusからiPhone 7/7 Plusまで、一挙にベンチマークアプリで比較してみました!なお、ベンチマークテストはすべてGeekbench 4を利用しています。
シングルコアの結果
iPhone 6 /6 Plus :1446、1553
iPhone 6s/6s Plus:2495、2488
iPhone 7 /7 Plus :3487、3466
マルチコアの結果
iPhone 6 /6 Plus :2423、2524
iPhone 6s/6s Plus:4067、4111
iPhone 7 /7 Plus :5624、5596
40%スピードアップという謳い文句は伊達ではなく、シングルコアでもマルチコアでもiPhone 6s/6s Plusに比べて大きな差をつけています。さらにiPhone 6/6 Plusに比べたら2倍以上のスコアアップ…これは思わず乗り換えたくなりますよ!
iPhone 7/7 Plusに搭載されたA10 Fusionプロセッサは内部に高性能CPUコアを2つ、省電力CPUコアを2つ搭載し、それぞれを切り替えて利用します。それにより、高性能さと省電力性の両立を実現しているのです。
この省電力CPUコアのおかげで、iPhone 7/7 Plusでは日常利用で最大2時間/1時間長く使うことができます。本気のゲームでもまったりな日常使用でもガンガン使えるiPhone 7/iPhone 7 Plus、個人的にはなかなかのヒットモデルですね!
source: Apple
(塚本直樹)