ミスリードってほどじゃないけど気になる…。
原題と比べて邦題がとんでもない映画はよくありますが、原題すら映画の内容と食い違っていたり、語呂が良かったからそのタイトルになったという映画も多々あります。
今回は、海外の映画やテレビをとりあげているサイトLooperが選んだ、そんな「実はタイトルが大嘘な映画」を16作品、お届けします。
「ローン・レンジャー」(2013)
ローンじゃない。常に相棒がいる。
「88ミニッツ」(2007)
実際は108ミニッツ。
「ファーゴ」(1996)
タイトルとなったノースダコタ州のファーゴが出てくるのは一部で、大部分はミネソタ州。
「ラスト・エクソシズム」(2010)
「This Film is Not Yet Rated」(2006)
タイトルを直訳するなら「この映画、未審査につき」というような感じ。ところがこの映画、全て審査済みである。
「ハピネス」(1998)
これがハピネスなら、かなり皮肉。
「バットマン フォーエヴァー」(1995)
全然フォーエバーじゃない。しかも、そのあとのシリーズが傑作。
「13日の金曜日 完結編」(1984)
完結していない。
「クリーチャーズ 異次元からの侵略者」(2012)
原題は「JOHN DIES AT THE END(ジョンは最後に死ぬ)」。ジョン、途中で死亡。
「ベスト・キッド」(2010)
原題は「ザ・カラテ・キッド」。 しかしやっているのは、カラテじゃなくてカンフー。
「マイ・ボディガード」(2004)
原作は「燃える男」、原題も「Man on Fire」で燃える男。しかし、デンゼル・ワシントンは全くもって燃えてない。
「ミッション:インポッシブル」(1996)
結局、毎回ポッシブル。
「ジュラシック・パーク」(1993)
ほぼ全てが白亜紀の恐竜、ジュラ紀ではない。
「グッドフェローズ」(1990)
マフィアと殺人者の話、かなりバッドフェローズ。
「ジャワの東」(1969)
クラカトワ島はジャワの東じゃなくて、西。
「トロール2」(1990)
トロールじゃなくて、この映画に出てくるのはゴブリン。しかしそれ以前に、この映画は「トロール」の続編ではないのだ。
しかし忘れてはいけないのは、中には内容とあえて反対のタイトルをつけて、ストーリーを強調しているの映画もあるということ。
タイトルと内容のギャップを意識するのも、映画を楽しむマニアックな要素になり得るのではないでしょうか?
source: Looper
(中川真知子)