たぶんこれでシリーズ最後!
1979年の1作目から、1988年までに4作品が公開されている、ドン・コスカレリ監督、製作、脚本、撮影、編集のカルト・ホラー映画「ファンタズム」。
監督が自身の夢を映像化した作品で、背の高い老人トールマンと、人を殺す銀の球がトレードマークです。最近では、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」のキャプテン・ファズマの名前の元になったことでも話題になりました。
そんな「ファンタズム」シリーズの18年ぶりの新作「Phantasm: Ravager」の予告編が公開されています。少し暴力的なシーンがあるので、閲覧注意です。
こちらはBLOODY DISGUSTINGが取り上げた、Well Go USA Entertainmentの動画。
一時、「PHANTASM'S END」という続編を作ろうとしていたそうですが、これは資金難で頓挫。今回の「Phantasm: Ravager」は、その悲願を果たす正統な続編であり、シリーズの完結編となるようです。
とはいえ、いつもストーリーが荒唐無稽でまとまりきらないため、最新作でもまとまらないのでは?というのも、見所のひとつかもしれません。そして、やっぱり巨大な銀球が気になります。
ポスターと場面写真も併せてどうぞ。






本作にも登場する、トールマン役のアンガス・スクリム(89歳)は、2016年1月に亡くなりました。彼の遺作としても、見ておくべき一作となりそうです。
映画「Phantasm: Ravager」は、テキサス州オースティンで開催されるファンタスティック・フェストにて、9月25日にプレミア上映。
image: YouTube, BLOODY DISGUSTING
source: YouTube via BLOODY DISGUSTING
(岡本玄介)