スパイの世界が現実に。
USBスティックをさすだけで、端末を使用不可状態にしてしまう、なんだか映画やドラマで見たことあるようなアイテムが現実となりました。USB Killは、すでに購入可能。端末に差し込むと、即座にUSB動力電源からコンデンサーを充電、その後ためた電力を一気に放出します。この流れをたったの数秒で行ない、端末を再起不能にするってんですから、怖いもんです。USB Killが使えるのは、パソコンだけではありません。USBポートがついているものならなんでもターゲットになります。多くのハッカーが、USBを利用した破壊アイテムを作ろうと試行錯誤してきましたが、ついに現実のものになるとは。話だけ聞くとスパイみたいでかっこいいと思いますが、いざ商品として売られていると怖い…。開発元は、セキュリティのかかっていない端末は気をつけるべきと語っていますけど。
USB Kill、価格は56ドル(約5600円)。5600円でスパイの世界…。
image: USBKill.com
source: ZDNet
William Turton - Gizmodo US[原文]
(そうこ)