世界の状況がさらに悪くなっている未来?
リドリー・スコット監督による1982年の傑作SF映画「ブレードランナー」。その待ちに待った続編のタイトルが「Blade Runner 2049」(原題)に決定しました。タイトルとともに、おなじみの小道具やデッカードことハリソン・フォードが写ったセットの写真も公開されています。

こちらはSlashFilmが取り上げたもの。
写っているのは、最新作の「メッセージ(原題:Arrival)」が絶賛されており、「Blade Runner 2049」での手腕にも期待がかかるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、プロデューサーを務めるリドリー・スコット、前作に引き続きリック・デッカードを演じるハリソン・フォード、そしてライアン・ゴズリングです。
テーブルの上にあるのは、どうやらデッカードのブラスターらしきもの。もう一つの銃、そしてあのグラスは「ブレードランナー」でデッカードが使っていたウイスキーグラスによく似ています。前作でデッカードが住んでいたアパート内部は、フランク・ロイド・ライト設計によるエニス邸で撮影されました。今回はどうも違うようですが、作品の雰囲気には合いそうです。
「ブレードランナー」ではハンプトン・ファンチャーとデイヴィッド・ピープルズが脚本を担当しましたが、「Blade Runner 2049」ではハンプトン・ファンチャーが続投し、マイケル・グリーン(コミックライター)が共同執筆します。
マイケル・グリーンは大ひんしゅくを買ったアメコミ・ヒーロー映画「グリーン・ランタン」の脚本を手がけていますが、ドラマ「HEROES」で脚本チームの一員としてエミー賞にノミネートされ、最近ではリドリー・スコット監督による「プロメテウス」の続編、「Alien: Covenant」の脚本チームにも加わっています。
舞台となるのは前作の舞台2019年から数十年後とされていますが、タイトルからすると舞台も2049年なのでしょうか? ストーリーの内容などはまだまだわかりませんが、環境汚染がさらに深刻になっている未来が描かれそうです。
「Blade Runner 2049」はアメリカで2017年10月6日に公開予定です。
image by SlashFilm
source: SlashFilm
(abcxyz)