あれも欲しいし、これも欲しいぞ!
Microsoft(マイクロソフト)が26日に開催したスペシャルイベントでは、一体型PCの「Surface Studio」あり、新型Surface Bookあり、VRヘッドセットあり…と盛りだくさんな内容でした。目立った発表をつまみ食いして、イベントの内容を一気に振り返ってしまいましょう!未来すぎ! 一体型PC「Surface Studio」
一番注目されたのは、やはりSurface Studioでしょう! 28インチのタッチディスプレイは薄さ12.5mmかつDCI P3の色空間をサポートするなど、超高性能なもの。また、ディスプレイをググーッと手前に傾けることで、まるで机の上で紙に書き込むようにお絵かきができます。さらにディスプレイに乗っけて使う周辺機器「Surface Dial」にも注目ですね。
プロセッサにはi5やi7を搭載したモデルが用意され、メモリは最大32GB、グラフィックスボードはNvidiaのGeForce(ビデオメモリは4GB)までアップグレード可能。価格は3,000ドル(約31万円)からスタートです。
順調にスペックアップした新型Surface Book

こちらはサプライズというわけではありませんが、ファンには嬉しい内容です。ディスプレイをガポっと取り外せる2-in-1 PCこと新型Surface Bookはバッテリー持続時間が最大16時間に延長され、GPU性能は初代モデルから2倍に向上しています。価格は2,400ドル(約25万円)から。
Windows 10のアップデート「Creators Update」とは?

Windows 10の次期大型アップデートとなる「Creators Update」。2017年の早い時期に無料で配布されるこのアップデートでは、おなじみのペイントが3Dに対応して超強化された「Paint 3D」に刷新。またWindows PhoneのPowerPointでは3Dモデリング/3Dスキャニングが可能になりました。
それ以外にもXbox Liveに配信サービス「Beam」が統合されました。SMSやSkype、それにいくつかのチャットアプリを一箇所でまとめて利用できます。これもかなり便利そうですね!
VRだって手抜かりなし!

今や猫も杓子もVRな時代ですが、次期Windowsアップデートではその機能が内部にまでしっかりと組み込まれています。Paint 3Dで物体を3Dモデリングしたら、HP(ヒューレット・パッカード)やDell、Lenovo、Asus、Acerなど各社から登場するVRヘッドセットでグリグリと楽しむことができます。価格は300ドル(約3万10000円)からで、モデルによって値段が違うようです。それにしても、PC接続型のVRヘッドセットが3万円程度からとは安い! これによって、VRコンテンツの普及が一気に進むといいですね!
Microsoftの関連記事:
◯3DにVRにMRも! Windows 10大型アップデート「Creators Update」機能まとめ
○MicrosoftがノートPCで使える3万円VRヘッドセットを予告。Windows 10の次期アップデートから対応予定
○Microsoftがよりパワーアップした第2世代「Surface Book」を発表。来月にも発売開始!
○見てろよ、iMac…これがクリエイター向けの新「Surface Studio」デスクトップPCだ!
Bryan Menegus - Gizmodo US[原文]
(塚本直樹)