ゾンビとカンフーとバイカーがつまった短編ラブストーリー『デッド・ハーツ』

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ゾンビとカンフーとバイカーがつまった短編ラブストーリー『デッド・ハーツ』

死は始まりでしかないーー。

ホラー×コメディ、アクション×コメディ×ゾンビ、SF×ホラー、以前から映画はジャンルの垣根を超えて新たな面白さをうむのが人気です。でも、やりすぎはダメ。ストーリーが破綻するし、面白さも半減してしまいます。

ところが、今回お楽しみいただく短編『デッド・ハーツ』は、ゴシック、ゾンビ、カンフー、バイカー、ピュアラブと、ジャンルごちゃまぜだけど収まりがとっても良いんです。

文字で書いても魅力は伝わりにくいと思うので、とにかく以下から約16分の短編をご覧ください。

こちらはGeektyrantが紹介した、映画監督・脚本家のStephen Martinさんによる『デッド・ハーツ(原題:Dead Hearts)』。

儀屋の少年がバイカー少年にリンチされていたところを盲目のカンフー少女に助けられて一目惚れ。ふたりは少女の父親の事故死をきっかけに離れ離れになるもゾンビになって再会、元少女に恋心を抱くいじめっ子をぶっ殺してハッピーエンド

かなりカオスですが、死体にまたがってフレンチキッスという微ネクロフェリアなシーンの美しさと、キレッキレな老婆カンフー、仕上げの黒澤血しぶきを見たら突っ込む気力もなくなっちゃいました。

image by Vimeo
source: Vimeo via Geektyrant

中川真知子