没入するにつれ寂しくなっちゃうかも?
70億人がマット・デイモンの還りを待っていた、リドリー・スコット監督作品映画『オデッセイ』。火星に独りで置いてけぼりにされた主人公マーク・ワトニーが、持てる知識と技術を発揮して生き延びるストーリーが心を打つSF大作でした。
そしてこのたび、HTC ViveとPlayStation VRでマークの追体験ができる、VRコンテンツ『The Martian: VR Experience』がリリースされることになりました。火星に降り立ち、360度動画でその孤独感を味わってみましょう。
こちらはUploadVRが取り上げた、20th Century Foxによる360度プロモーション動画でした。
火星探検ができるVRコンテンツには、他にも『Mars Odyssey』や『Mars 2030』(来年リリース予定)などがあり、実はそんなに目新しい試みではなかったりするんです。しかし映画の主人公が体験したことを、ユーザーがリアルに追体験できるというのが新しいですし、今後もSFやホラーのジャンルではこういったコンテンツがどんどん出てきそうな期待感がありますよね。リドリー・スコットがプロデューサーとなる、『ブレードランナー』の続編『Blade Runner 2049』もまた、VRコンテンツが作られるというので、今後はリドリー=VRと考えのもアリかもしれませんね。
この『The Martian: VR Experience』は2016年11月15日にリリース。19.99ドル(約2,200円)で火星に行けると思えばお安いのではないでしょうか?
最後に別のシーンが見られる、SAMSUNG VRに公開された360度プロモーション動画もどうぞ。
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source: YouTube via UploadVR 1, 2, 3, Fox Innovation Lab, SAMSUNG VR
(岡本玄介)