ルーカスフィルムが「リスペクトする日本のために」作った、映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の特別な予告編が公開されました。
海外版の予告編では見られない貴重なシーンも多数含まれています。こちらはディズニー・スタジオ公式チャンネルにアップされたもの。
これまでの映像では見られなかった、ジン・アーソの母親のライラ・アーソが登場。「フォースを信じて」の言葉とともにジンの首にかけられたクリスタルは、もしかしたらデス・スターのスーパーレーザーに使われているカイバー・クリスタルと関係があるのでしょうか?
スーパーレーザーの発射の瞬間も映っていますが、どうもジンたちはスーパーレーザーによって崩壊しつつある惑星から逃げているように見えます。他にも、『火垂るの墓』の節子や『パシフィック・リム』の少女時代のマコを思い起こさせるオカッパの幼い女の子、「父さん!」というセリフ、ダース・ベイダーの見返りショットなど、見どころ満載でした。
続いてルーカスフィルム社長、キャスリーン・ケネディの日本のファンに向けたメッセージもお楽しみください。
『スター・ウォーズ』シリーズが日本文化に、特に黒澤明監督の作品に影響を受けていること、そして『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』もその伝統に則った作品だと語られています。
『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』は黒澤監督の『隠し砦の三悪人』の影響が強いとされていますが、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は『七人の侍』がインスピレーションのもととなっているようです。
確かに、野武士たちと戦うために集められた侍/荒くれ者たちが力を合わせ戦う姿は、ずっとひとりで生き抜いてきた反乱者のジンが、仲間たちと強大な敵へ立ち向かうために力を合わせる様子に重なって見えます。
とはいえ、本作を手がけるギャレス・エドワーズ監督によれば、予想を裏切る展開になるようなので、『七人の侍』を観たとしても『ローグ・ワン~』を観た気になってはいけません。帝国軍の最終兵器デス・スターに力を合わせて立ち向かう主人公たちが、一体どんな活躍を見せるのか、しっかり見届けましょう。
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は12月16日(金)全国ロードショー。

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source: ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー, YouTube1, 2
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