ドナルド・トランプと米ワシントン・ポストの争いは続く...トランプ専用の事実確認アドオン作りました

ドナルド・トランプと米ワシントン・ポストの争いは続く...トランプ専用の事実確認アドオン作りました

ツイートをファクトチェックされる次期大統領とは。

大統領選挙に影響を与えたと指摘され、Facebookがついに具体的な対策を導入したりと偽ニュースは今後もネット上の話題として続きそうです。なにしろ、過激な発言や虚偽情報のツイートで知られている人物=ドナルド・トランプが次期アメリカ大統領になるわけですから...。

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しかし、世界で最も権力を持つ人物のツイートとなっては、その深刻さも全く変わってきます。そんなトランプのツイートの危険性を訴えるかのようにThe Washington Postが開発・公開したのがChromeとFirefoxブラウザ向けのアドオン。なんとトランプのツイート専用の事実確認アドオンとなっているんです。

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こちらは民主党全国委員会(DNC)の電子メール流出事件に関して、「DNCのトップがヒラリー(・クリントン)に討論会の質問を違法に渡した」と非難するトランプのツイート。それに対して下に表示されているのがThe Washington Postによるアドオンの説明となっています。

ヒラリーに討論会の質問内容を伝えた、とされているDonna Brazile氏は当時CNNコメンテーターであったこと。DNCのトップになったのはこれよりも後のことであること。また漠然と「討論会」と書くと誰でもトランプとヒラリーの2人による討論会のように読めるが問題となっているのは予備選挙におけるタウンホール・イベントにおいてのことだったこと。さらにBrazile氏が行なったことは違法ではないこと、と丁寧に説明がされています。

さっそくアドオンをインストールしてみたものの、ツイートに対する説明が現われる時もあれば現われない時もあり、また全てのツイートについてファクトチェックをしてくれるわけではないようです。ジョーク・ツールとして発表したのでしょうが、これが完全ジョークとも言えないのが怖いところです...。

トランプはFacebook上で、The Washington Postによる報道を「信じられないほど不正確」と形容し「偽証に満ちており不誠実」な媒体だとポスト。そして実際に彼のキャンペーンにプレスとしての参加を禁止してしまった経緯もあります。

2者間の争いはまだまだ終わらなさそうです。

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images by Twitter
source: Washington Post via TNW, Twitter(1, 2), Facebook, The New York Times

(塚本 紺)

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