後ろの正面だ~れ?
ニルヴァーナの『NEVERMIND』や、デイヴィッド・ボウイの『ALADDIN SANE』、それにビートルズの『Abbey Road』やメタリカの『MASTER OF PUPPETS』などなど。音楽史に欠かせない名盤ジャケットはたくさん存在し、どのアートワークも印象的でファンたちにはさまざまな思い出が詰まっていることと思います。
ですがもしもそれらのジャケットを描かれた側、もしくは撮られた側から見たとしたら……一体どんな景色が広がっていると思いますか?
今回は、Metal Injectionが取り上げたflickerユーザーHarveztさんによる『The Dark Side of the Covers』という秀逸な妄想イラストで、名盤ジャケの暗黒面を見てみましょう。気になるものはクリック拡大でどうぞ。
たとえばレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンには別アルバム『THE BATTLE OF LOS ANgeles』のグラフィティーが落描きされている風景が広がっていたり、『LED ZEPPELIN IV』では黒い犬や天国への階段があったりと、ファンならニヤリとさせられます。
ディオの『DREM EVIL』では窓の外にマスコットのマーレイがいるのですが、彼の正面はほとんどが壁だったというおマヌケっぷりが露呈。『MASTER OF PUPPETS』は墓標に故クリフ・バートンの名が刻まれている涙チョチョ切れな遊び心も加えられていますね。
他にもミスフィッツやジューダス・プリーストにピンク・フロイド、キング・クリムゾンなどなどロックの名盤ジャケットの後ろの正面が多数見られますので、ぜひともflickerを覗いてみてください。
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image by flicker
source: MetalSucks via Metal Injection, flicker
(岡本玄介)