もし、答えが「はい」で、将来的に子供が欲しいなら気を付けたほうがいいかもしれません。ほとんどの治療指針では、喫煙、飲酒、気晴らしのためのドラッグ、不健康な食事は精子の数をへらしてしまう原因になると伝えているんですけど、あなたが本当に避けなければいけないのは、たったひとつ。ピッタリした下着とパンツなんです。
The Independentによれば、雑誌Human Reproductionでの発表によると、精子の数の少ない男性と多い男性900人を対象に調べてみたところ、ドラッグ、タバコ、飲酒、太りすぎは、精子の減少への影響は少なかったのに比べ、きつい下着やタイトなパンツの着用が、精子の数に大きな影響をあたえている事が分かったそうです。
また、研究者アラン・ペイシー(Allan Pacey)さんは、Independent紙のインタビューで、お父さんになりたいと思っているブリーフ派の男性は、数か月トランクスみたいな、ルーズな下着やパンツに切り替えるのがいいとアドバイスをしていました。
でも、「なんでフィットしたのはダメなの?」って思いますよね。その理由は、質のいい精子をつくるなら睾丸は体温よりも1度か2度冷たくする必要があるんだそうです。だから、そもそも、ぶらんぶらんとゆるい状態になるように体ができているわけです。それなのに、ピチっとした下着をつけることによって、睾丸が体の近くになり、温度が体温と同じようになってしまうから精子の活動に影響がでてしまうというわけです。せっかく何百万年かけて進化してきた過程に逆らってしまうことに! 何事も自然には逆らわない方がいいってことなのかもですね。妊活中の男子なら、トライしてみてはいかがでしょう?
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source: The Independent, Human Reproduction
Jamie Condliffe - Gizmodo US[原文]
(junjun)