クラリネットでテクニカル・デスメタルをカバーするとどんな音になる?

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クラリネットでテクニカル・デスメタルをカバーするとどんな音になる?

パパからもらったクラ~リネットォーーーーー!!!!

ヘヴィメタル曲のカバーはいろんな楽器、ジャンルでされていますが、メタルでは使わないクラシック寄りの楽器でカバーすると、どんな音に聞こえるのでしょうか?

今回はイエール大学出身のCalebさんが、管楽器のクラリネット高速かつ激しい曲展開をするドイツのテクニカル・デスメタルバンド、ネクロファジストの楽曲『Epitaph』に挑戦した動画で確認してみましょう。

違うパートをわけて2本撮りした、ひとりアンサンブル。後半のソロ(2:40)でエンジン全開になりますよ!

こちらはMetal Injectionが取り上げたCaleb Canatheviphthさんの動画でした。

しかしこのクラリネット……速弾き(吹き?)で激アツなのに、なんて素朴な音色なんでしょう!? 生音の楽器は優しい音なので、結果としては曲調はデスメタルであるもののホンワカした曲になったような気がします。

Calebさんは2013年にも、同バンドの『Fermented Offal Discharge』を吹いています。ブレスの感覚が長いパートでは時折苦しそうにしていますが、こちらもソロはカっ飛ばしています。

そのほかにも、スレイヤーの『Angel of Death』やメシュガーの『New Millennium Cyanide Christ』をベース・クラリネットでカバーしています。技術よりも勢いを感じる2本をどうぞ。

image by YouTube
source: MetalSucks via Metal Injection, YouTube 1, 2, 3, 4

岡本玄介