コンピュータがない時代、サイレント映画の特殊効果ってどうやってたの?

コンピュータがない時代、サイレント映画の特殊効果ってどうやってたの?

昔はいろんな知恵と工夫で特殊効果が作られていました。

今の時代、映画作りにコンピュータなどデジタルデバイスは絶対不可欠ですが、ずっと昔サイレント映画のころは特殊効果ってどうしてたんでしょう?

そう、それは即興で作るしかなかったんです。当時のフィルムメーカーのみなさんは本当にクリエイティブな発想でうまいこと特殊効果を生み出していました。カメラアングルを工夫したり、別々に撮ったショットを合わせて見たり、ガラスに絵を描いてみたり。とにかく本物に見せるための工夫と努力の塊です。

そんなサイレント映画の特殊効果がどのように作られていたかをSilent Movie GIFsというTwitterアカウントが紹介してくれています。上記のハロルド・ロイド『ロイドの要心無用』でのビルの時計から落ちそうになる有名なワンシーンも、実はすぐ下にマットがあったんですね...!

あの有名なチャーリー・チャップリンも登場します。『モダン・タイムス』より、後ろ向きにローラースケートをして、転落ギリギリで止まるというシーン。ガラスに描いた絵を置いて撮っているんですね。

こちらが出来上がり。

さて、今度はチャーリー・チャップリン、ハロルド・ロイドとともに「世界三大喜劇王」のひとりとよばれるバスター・キートンの映画『キートンの探偵学入門』のワンシーン。本当にバイクで飛んでいるんでしょうか?

いえいえ、普通の道を走っているんですが黒く塗ったガラスをカメラの前に置いて撮っています。そのあと別で撮ったトラックの映像と合わせているんですね。

コンピュータで何でもできるようになった今の時代からは、考えられない手間暇をかけています。だからこそ創造力が培われる、とも考えられますがね。

image: Imgur
source: Twitter(1, 2, 3, 4

Casey Chan - Gizmodo SPLOID[原文
(岩田リョウコ)

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