ホラーの未来に希望がもてる、10代のホラー女子を映した短編ドキュメンタリー

ホラーの未来に希望がもてる、10代のホラー女子を映した短編ドキュメンタリー

「やるかやらないかはあなた次第」

世間の目を気にしてホラー好きを隠す女子が多い中、堂々とホラーマニアを公表し欲望を満たす10代の少女。そんな将来有望なホラー女子を映した短編ドキュメンタリーが作られました。

io9が取りあげたのは、映画監督のShawn Bannonさんが作った短編ドキュメンタリー『Bloody Barbara(血濡れのバーバラ)』。

16歳のホラー女子、バーバラちゃんはパジャマパーティで見たホラー映画『ディセント』をきっかけにホラー好きになり、具体的には血まみれの女性にどハマり。常に血濡れ状態のメイクで外出するようになりました。

「悪夢をみるほど怖いけど、なぜか洞窟にものすごく惹かれるし、行きたくなっちゃうの」と『ディセント』愛を語るバーバラちゃん。洞窟に行くときはもちろん頭から血糊をぶっかけ上半身真っ赤。当然ですが、こんな格好だとギョッとされるので、常に笑顔を絶やさないよう心がけているんだとか。洞窟に訪れた人たちと記念撮影したりサービス精神旺盛です。

血を流す女性、血まみれの女性は狂気を発散させると独自の美学を持つバーバラちゃん。モテを意識するそぶりはなく、とにかく我が道を歩みます。デートのときも血まみれ、道ゆく人たちに凝視されてもホラーコスをやめる気はさらさらありません。むしろ、映画館のトイレで他の客と同様にメイクを施したり、血濡れの女性が登場するホラー映画のシーンを再現して動画サイトに投稿し、ブラッディ・ウーマンの布教活動に精を出しています。

映画に出てくる超個性的な髪型や服装をした人たちが大好き。ある朝起きて、こう思ったの。好きな服を着ればいいじゃない、って。派手な服をきても、変な歩き方をしても別にいいでしょ。ほとんどの人はそれをしないことを選ぶ。そっちの方が楽だもの。人と違うことをすれば注目されるし、質問も浴びせられる。きついこともあるでしょ。

ハロウィンが盛り上がってるけど、それは「やってもいい日」だから。でも、たった1日。なんで毎日やらないのかしら。私はこの格好で家にいるのも好き。

好きなことをやっているバーバラちゃんはとっても幸せそう。周りの目を気にして生きることが当たり前になっている私たちには、眩しいくらいです。

永遠にこれをやることはないと思うの。だけど今の所、どこに行くにも血のメイクをする。しないで生きる方が簡単だけど、そんなの自分じゃない。まぁ、普段は道ゆく人に救急車を呼ばれない程度に軽めのブラッディ・メイクにするって配慮くらいはするけどねーー。

血糊メイクで『ロッキー・ホラー・ショー』を楽しむバーバラちゃんの笑顔はとても印象的。彼女の純粋なコメントを聞いて、素直に生きることの大切さと魅力を再確認した筆者でした。

ホラーが好き、血まみれの女が好き、好きなんだから常に血まみれでいいじゃない!

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source: io9 via Vimeo

中川真知子

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