レトロマシンが最先端を感じさせる! オシロスコープが生み出すオーディオヴィジュアル作品『Oscilloscope Music』

レトロマシンが最先端を感じさせる! オシロスコープが生み出すオーディオヴィジュアル作品『Oscilloscope Music』

なにこれ、やってみたい...。

オシロスコープとは、本来、電気信号を波形の形で測定するための計測器です。しかし、この一見レトロな古臭いマシン、実は「サウンドでヴィジュアルを描く」ちょっとクールなツールにもなるんです。

オーストリアのJerobeam Fendersonさんというアーティストは、オシロスコープを使ったオーディオヴィジュアル作品『Oscilloscope Music』を制作しました。Fendersonさんは専用のソフトウェアを駆使し、オシロスコープの波形を制御し、サウンドから映像を作りあげました。作品の一部がこちらです。

ヴィンテージ臭たっぷりながら、テクノロジーとアートの融合が見事でめっちゃかっこいい...!

さてさて、一方YouTuberのTechmoanさんは、そんな『Oscilloscope Music』をベースに、より複雑なイメージを生成するように一新させました。しかも、「Tektronix 760A」というブラウン管メイドの古いオシロスコープを使用しているというから驚きです。こちらも動画をご覧ください。

チョウチョやキノコ、はたまた惑星など、より具体的なイメージが現われています。ちなみに動画を最初から見ると、工程が解説されていますよ。

また、Fendersonさんは自分でもやってみたい人のために、自身のウェブサイトの「FAQ」で、懇切丁寧にあらゆる疑問に答えてくれています。オシロスコープによるオーディオヴィジュアルを作るには以下のような手順で進めます。

まずX/Yモードで動作するオシロスコープを用意。オーディオの左右の2チャンネルとオシロスコープのX/Yモードとを同期させることでサウンドを映像に変換させるのが、基本的な仕組みです。つまり、左右のどちらかの音がX軸、もう片方がY軸に反応して、波形となって映像化される、というわけ。振動の振幅や振動数の違いによって、さまざまな曲線や波形が、オシロスコープのX/Y軸に描かれます。

このオシロスコープの波形を制御してサウンドを映像に変換するには、3Dヴィジュアルを再現するソフトウェアOsciStudioを利用するのもひとつの手。これにより、3Dオブジェクトがサウンドに変換され、オシロスコープ上で再度映像として表示されます。

なんていわれても、シロウトにはちょっとハードルが高いかも...。

ちなみに無料配布されているエミュレーターを使えば、コンピューター上でのシミュレートもできるので、こちらで遊んでみるのもいいかもしれません。興味のある方、デキる方はトライしてみてはいかがでしょう。

古い絵画やポスター、図書館に眠るパブリックドメインのアートをオモシロGIFとして蘇らせる
おもちゃのライトセーバーを本物ぽくみせるためのPhotoshop術

image: YouTube
source: Oscilloscope Music, Jerobeam Fenderson, YouTube(1, 2), OsciStudio, Oscilloscope

Rhett Jones - Gizmodo US[原文
(Glycine)

    あわせて読みたい

    powered by