取材&撮影成功者はほぼ0。法廷に向かうザッカーバーグ氏は鉄壁ガードの中

取材&撮影成功者はほぼ0。法廷に向かうザッカーバーグ氏は鉄壁ガードの中

Facebookのイメージを壊さないように。

先週、FacebookのCEOマーク・ザッカーバーグ氏が向かったのは、ダラス連邦裁判所。ZeniMaxが、Facebook傘下のOculusに対して起こした賠償金20億ドルの裁判の証拠人として出廷し、弁護士とバッチバチにやりあいました。そこでメディアが欲しがったのは、ザッカーバーグ氏が法廷に向かう姿の写真。しかし、その写真を撮るのはほぼ無理状態だったのです。

絶対的リーダーであるマーク・ザッカーバーグ氏のパブリックイメージは、Facebookにとって非常に重要。担当スタッフは、プロのカメラマンが撮影した写真を公開し、常に良いイメージを保つ努力をしています。例えば、これとかこれとかこれ。ザッカーバーグ氏のFacebookページを運営するチームもいます。そして、彼らの好イメージ運営の努力が最も垣間見えたとも言えるのが、今回の20億ドル裁判。CNBCが捉えた、以下のとても短い動画以外、誰も法廷に向かうザッカーバーグ氏の姿を撮影できなかったんですから。

ザッカーバーグ氏が出廷したのは、米現地時間で先週火曜日、17日のこと。CNBC以外は、裁判所に入る姿を撮るのに失敗したため、裁判所から出るところは是が非でも撮りたいと多くのメディアが建物前で待ち構えていました。しかし、帰りもやはりもーのすごい厳戒態勢。同じく証人として出廷したOculusのパルマー・ラッキー氏、 ジョン・D・カーマック氏とは違い、そりゃもうすごいブロック体勢が敷かれていました。

FacebookのPR関係者&セキュリティチームの誘導で裁判所から出てきたザッカーバーグ氏は、ボディガードが徹底ガードです。実際に、後を追って質問しようとした米Gizmodoの記者は、ボディガードの1人に押しかえされてしまいました。この鉄のガードは裁判所内でも同様。いつもは利用OKの法廷外にあるトイレは使用禁止とし、ボディガードが周辺から人を払い、通常は裁判官が使うプライベートエレベーターを使ってザッカーバーグ氏を法廷いりさせるという徹底ぶりでした。

取材で現場に行った米Gizmodoの記者Turton氏曰く、とにかく撮影や質問をするのが難しい状態だったといいます。Facebookチームは、出廷の一連の流れをしっかり考え、完璧なブロックを作り上げていました。いつもはジーンズにTシャツのザッカーバーグ氏が、珍しくパリっとスーツを着用。しかし、このレア姿は見せるためのものではないわけで。

それにしても、ここまで徹底するとはね。Facebookの絶対的リーダーの力を、ますます大きく感じました。

Oculus vs. Zenimax! 賠償金20億ドルを巡る裁判。マーク・ザッカーバーグ氏が証言台へ

William Turton - Gizmodo US[原文
(そうこ)

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