今の言語を1万年後の未来人へ。現代のロゼッタストーンプロジェクト始動

今の言語を1万年後の未来人へ。現代のロゼッタストーンプロジェクト始動

たまごっちの新作じゃありません。

ファイルを確実にバックアップしたいなら、複数の場所に分散しておくのが基本です。媒体は、必ずしもデジタルとは限りませんが。

Laughing Squidによれば、「Rosetta Project」と名付けられたチームが作ったのは、Rosetta Wearable Discという小さな金属片。わずか2cm弱ながら、2016年時点で世界で使用されている1000種類の言語のアーカイブが刻まれているんです。

その目的は、未来の地球人が「未知の言語」に直面した際、正しく翻訳できるようにするという、まさに現代版ロゼッタストーン。1つでも多くこの金属片を世に残すことで、現代言語のバックアップとなる、というわけですね。

The Rosetta Projectによるとニッケルを材料とし、コンピュータなどのマイクロチップと同じ製造方法で作られているというこちらのディスク。何と西暦12000年まで持つんだそうですよ。

170126_rosettastone_2.jpg

虫眼鏡で見れば、「何となく文字が書いてあるな」くらいはわかりそうですが、実際に書かれた文字を読むためには、150倍まで拡大できる電子顕微鏡が必要になるそうです。

170126_rosettastone_3.jpg

現在、プロジェクトは寄付金募集の真っ最中。英語だって日本語だって、1万年前は今とはまったく違ったのですから、目的に賛同した方はいかがでしょうか。まぁほら、マイクロSDカードにテキストファイルで入れておくよりも残っている可能性は高そうですし…。

「被害者の写真の瞳に映る容疑者を特定する」というまるでSFみたいなホントの話

image: The Rosetta Project
source: Laughing Squid, The Rosetta Project

Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文
(渡邊徹則)

あわせて読みたい

powered by