喫煙率世界一のロシア。2015年以降に生まれた人はタバコを買えないようにしようとしている

喫煙率世界一のロシア。2015年以降に生まれた人はタバコを買えないようにしようとしている

思い切った法律ですが、果たして効果はあるのでしょうか?

アメリカ大統領選挙に介入したと報じられているロシアですが、ロシアには心配事が尽きないようです。最近は喫煙問題に悩まされているとのこと。

世界保健機関(WHO)によると、ロシアの喫煙率は世界トップ。もちろんロシアのタバコの箱には、注意書きのラベルが貼ってありますがあまり効果がないのか、2010年の調査ではロシアの15歳の12%は毎日タバコを吸うという結果が出ています。

さて、ロシア政府はいろんなことを禁止することで有名なのですが、今度は2015年以降に生まれた人はタバコを買えないようにしようとしているそうです。そうなると世界で1番厳しいタバコ関する禁止事項のひとつとなります。ちなみに他の厳しい禁煙に関する法律と言えば、ブータン。ブータン国内でタバコの売買を禁止しています。

このタバコ購入禁止の提案は、ロシアの新聞「Izvestia」によって入手されたもので、現在はまだ赤ちゃんである2015年生まれの子達が、喫煙年齢の18歳になる2033年から施行されるとのこと。この政策の目的は、ロシアの喫煙率を2025年までに25%までに下げ、その先もさらに下げていくということだそうです。タバコ購入禁止の提案の中には、2009年に39%だった喫煙率が2016年には33%まで落ちているとも記載されています。

しかし禁止案を施行することで、偽造タバコなどが出回る懸念もされています。また、禁止案が通ったとしてもどうやって取り締まっていくのかと疑問を持つ人も少なくないそうです。

また、2015年生まれ以降の人たちのタバコ購入禁止が始まる前に、現在タバコを吸える人たちの「吸える場所」というのも限定する法律も購入禁止案に含まれています。若い世代が喫煙を好むロシアで、購入禁止がどのような影響をもたらすかはまだ不明ですが、禁止すると逆に喫煙者が増えないか心配ですね。

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image by Stasia04 / Shutterstock.com
source: Izvestia
参考: Tobacco Labelling Regulations, DW.COM

Ryan F. Mandelbaum - Gizmodo US[原文
(岩田リョウコ)

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