早く実物をこの目で見たいぞ!
Tesla(テスラ)といえばイーロン・マスク氏のキャラクターから宇宙開発まで話題につきませんが、そんなTeslaの電気自動車「Model 3」のモーターなどがネバダ州にあるギガファクトリーで生産されることが発表されました。このギガファクトリー、本来は電気自動車などに搭載するリチウムイオンバッテリーを生産する施設です。しかしThe Vergeに紹介されたFortuneの報道によれば、Teslaは同工場にてModel 3用のモーターやギアボックス部品を生産することになります。
Teslaはこの事業拡大のために3億5000万ドル(約400億円)の投資と550人の新規雇用を行う予定です。ネバダ州にとっても、そして次期大統領のドナルド・トランプ氏にとってもこれは嬉しいニュースになりそうですね。また、ギガファクトリーで生産されたモーターや部品はカリフォルニアの工場に輸送され、そこでModel 3の生産が行われることになります。
なお肝心のModel 3ですが、出荷予定時期が当初の2017年末から2018年終盤にずれ込んでいると報じられています。3万5000ドル(約400万円)からと比較的廉価に販売されるモデル3では「電気自動車を普通の人でも買えるようにする」という大きな目標があり、いよいよイーロン・マスク氏の電気自動車事業が正念場を迎えるようです。
・Tesla車、2017年1月以降の注文分から急速充電が有料に
image: Madison.com
source: The Verge
(塚本直樹)