おしっこをかけあってコミュニケーションする魚がいるようです

    おしっこをかけあってコミュニケーションする魚がいるようです

    オシッコときたか。

    動物はそれぞれ様々な方法でコミュニケーションをとります。おしっこでコミュニケーションをとる動物だっているんだとか。魚です。といっても、水の中にいるのでエイっと直接おしっこをひっかけるわけではないんですけどね。

    シクリッドは淡水魚の中でも鮮やかな色をしていて、アクアリウムにおいて人気の熱帯魚です。ベルン大学の科学者たちがシクリッドはただ単におしっこをしたいからしているのか、それともコミュニケーションか何かのためにしているのか調べると、自分が怒っている時に相手に怒っていることを知らせるためにおしっこをしていることがわかりました。

    実験では、いつ、そしてなぜ魚がおしっこをするのかを調べる環境を作り上げました。まず、水槽をいくつか用意して、中に透明と不透明の仕切りをして、入れた2匹の魚を分けます。仕切りは穴の開いているものと、ないものを作りました。魚が水槽の水に慣れたら、麻酔をかけて染料を注射します。水中でおしっこを識別するためです。最後におしっこの量とおしっこの回数を測ります。不透明の仕切りを取り外し、おしっこ量を測り、仕切りを戻し、おしっこ量を測ることを繰り返します。

    結果、大きい魚ほど、たくさんおしっこをしていたのです。自分がボスだということを示すためと考えられます。そして、お互いの姿が見えているけど、仕切りに穴がなくて相手のおしっこを感知できない時、より多くのおしっこをしていたということがわかったそうです。おしっことその成分はシクリッドにとって重要なコミュニケーションツールであることが判明したと科学者たちはBehavioral Ecology and Sociobiologyのジャーナル内で結論付けています。

    といっても、引き続き詳しい研究や実験が必要だそうですが、おしっこの中の成分を感知して相手に対して反応をしているのはわかっているとのこと。魚も水中でコミュニケーションを取っていたということも驚きですが、おしっこでっていう斬新さが、ますます研究者たちを熱くさせているのかもしれないですね。

    「この動物はオナラをする/しない」を科学者たちが大整理中。きっかけは1つのツイート

    image: Wikimedia Commons / Tino Strauss
    source: Behavioral Ecology and Sociobiology, Science

    Ryan F. Mandelbaum - Gizmodo US[原文
    (岩田リョウコ)

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