Jay-Zがベンチャーキャピタル創設を計画中! テック系企業にフォーカスする考え

Jay-Zがベンチャーキャピタル創設を計画中! テック系企業にフォーカスする考え

やり手の夫婦です。

双子妊娠で全世界を湧かせたビヨンセ、昨年、IT企業投資ビジネスをスタートしましたが、夫のJay-Zだって負けてません。Jay-Zが、テック系スタートアップにフォーカスしたベンチャーキャピタル(VC)を創設予定だとして、米メディアから大きく注目されています。

VC創設でパートナーとなるのは、Jay-Zが創設したレーベルRoc Nationの社長、Jay Brown氏。長年ビジネスパートナーとやってきた2人に、VCのSherpa Capitalも加わるといいます。音楽アーティストとしてだけでなく、やり手ビジネスマンとしても知られるJay-Zですから、VC創設と聞いても驚く話ではないわけで。現に、すでにRoc Nationを通じてここ数年にわたりテック系スタートアップに投資を行ない、なかなかのリターンを得て成功しています。

Jay-Zの投資歴で最も注目すべきは、2015年に5600万ドルで買収したスウェーデンの会社Aspiro ABでしょう。Jay-Zが手がけるTidalのパートナーとして組み込まれ、Tidalはリローンチされました。

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ただ、Wall Street Journalによれば、Jay-Z介入により、この年のAspiro ABは2800万ドルの純損失をだしたとか。今年の1月にはSprintがTidal株の33%を約2億ドルで買収したので、まぁよしとするか。それでも、Spotifyなどの競合がいる音楽ストリーミングサービス業界では苦戦しており、この投資を成功と見るか、失敗と見るか、結論がでるのはまだ先の話。

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そもそもJay-Zの投資への興味と言うならば、2011年までさかのぼります。Roc Nationは、Stanceという靴下会社に投資しています。高級靴下が売りのStance、その後1億1600万ドルもの出資を集め、けっこうな成功をみせています。最も成功したJay-Zの投資ならば、2011年Uberへの投資。当時、市場価値3億だったUberが、今では660億ドルですもん。Jay-Z&Roc Nationの失敗ならば、2012年、動画版InstagramとしてでてきたViddy。投資額は公表されていませんが、数年でサービスがポシャってしまい、SuperNovaと名を変え再出発した後にFullscreenに1500万ドルで買収されました。一連の流れで、Jay-Zにリターンがあったのかは不明。同じく2012年、プライベートジェットのスタートアップにRoc Nationが投資(金額非公表)したものの、こちらも昨年閉店ガラガラ。

さて、成功あり失敗ありのJay-Zの投資家手腕はいかに! ただ、テック系で企業したい人にとっては、間違いなく嬉しい話ではありますね。

image: Stephen Lovekin/Getty Images
source: Axios, Wall Street Journal, CNN, New York Times, CNBC, crunchbase 1, 2, 3, 4

Michael Nunez - Gizmodo US[原文
(そうこ)

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