R2-D2は生き続ける。
『スター・ウォーズ』の旧三部作から新三部作まで、R2-D2のスーツアクターとしてドロイドに命を吹き込み、『フォースの覚醒』にはコンサルタントとして参加した、ケニー・ベイカーは昨年この世を去りました。もう完全に人の入っていないロボットにすることも技術的に可能でしょうが、次回作の『スター・ウォーズ エピソード8』こと『最後のジェダイ』ではドラマ『ドクター・フー』などで活躍するジミー・ヴィーが演じることになりました。
ジミー・ヴィーはスコットランドの俳優。1.12mの身長(ケニー・ベイカーと同じ)を活かし、これまで『ドクター・フー』シリーズや、そのスピンオフ『サラ・ジェーン・アドベンチャー』でさまざまなエイリアン役などを演じている他、映画『PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜』にも出演しています。
ヴィーは声明の中でこのように述べています。
伝説的なケニー・ベイカーとともに働くことができて心から光栄に思います。ケニーは素晴らしい俳優でした。彼はR2-D2に命を吹き込んだ「技」を私にすべて教えてくれました。今後は私がそれを引き継ぎ、彼の栄誉をたたえ演じていきます。『スター・ウォーズ』ユニバースの一部になれることにとても興奮しており、私達が昨年頑張った成果を皆さんに観てもらうのが待ち遠しいです。
一体ベイカーからどんな「技」の数々を伝授されたのか、気になりますね。もちろんR2-D2を演じている限りはジミー・ヴィー自身を見ることはできませんが、『最後のジェダイ』で彼の熱演が見れる日を楽しみにしていましょう。
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image: Lucasfilm via io9
source: Oh So Small via The Hollywood Reporter