どんな活躍を見せてくれるのでしょうか?
今から待ち遠しい、若き日のハン・ソロを描く『スター・ウォーズ』スピンオフ映画。本作にはイギリスの女優フィービー・ウォーラー・ブリッジがパフォーマンスキャプチャーで出演するという話が出ていましたが、その役が女性ドロイドであることが判明。しかもシリーズ初の「重要な」役回りを持った女性ドロイドとなるようです。

実は、これまでの作品にも女性のドロイドは登場しています。見た目だけ言えば、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』のデックス・ダイナーに居たウエイターのドロイドや、『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』に一瞬だけ登場し、後にアニメ『クローン・ウォーズ』で時々現れるようになったBD-3000ラグジュアリー・ドロイドや同タイプのベティ=ボットVJなどがいます。
パット見でわからないものでは、オビ=ワンのアストロメク・ドロイドR4-P17は女性のパーソナリティーを持つとされていますし。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に登場する青くて首の長いプロトコル・ドロイドPZ-4CO(上写真、一緒に映るのはキャリー・フィッシャーの娘、ビリー・ラード演じるケイデル・コー・コニックス中尉)は、正史小説『反乱軍の危機を救え! レイア姫の冒険』の中で女性ドロイドであることが明かされています。
他にもディズニーランドのアトラクション「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」には、デックス・ダイナーのドロイドとパット見そっくりなアリー・サン・サンが案内役(演:英語版/アリソン・ジャニー、日本語版/田中敦子)を務めています。また拡張世界ではゲーム『帝国の影』に登場した人間そっくりなドロイド、グリなんてのも居ました。
また、不治の脳腫瘍で余命僅かな女の子ケイティーちゃんのために、第501軍団/R2ビルダーズ・クラブによって作られたピンクのR2-KTは、その後映画とアニメ版の『クローン・ウォーズ』にCGで登場した後(トップ画像)、『フォースの覚醒』にも実写で登場を果たしています。

話をフィービー・ウォーラー・ブリッジ(上写真)に戻すと、彼女はAmazonプライムで視聴可能なTVシリーズ『Fleabag』で主人公を演じている他、映画『マン・アップ! 60億分の1のサイテーな恋のはじまり』や『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』などにも出演しています。ドロイドはパフォーマンスキャプチャーで演じるとのことなので、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のK-2SOのようなCGキャラクターになりそうですが、これと合わせて『ローグ・ワン』のあの人があんな発言をしていたあたり、気になりますね。
・新作『スター・ウォーズ』を待つのに最適なハン・ソロのファンフィルム
image: Lucasfilm/Disney, R2-KT HOME PAGE via Slash Film
source: Slash Film, Wikia, io9
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