アイデアは斬新、でもちょっと残念。スマホと一体化するポケットサイズのセルフィードローン「AirSelfie」

    アイデアは斬新、でもちょっと残念。スマホと一体化するポケットサイズのセルフィードローン「AirSelfie」

    つぎに期待。

    クラウドファンディングサイトKickstarterで約6900万円(約574,500ユーロ)を集めたポケットサイズのセルフィードローン「AirSelfie」。昨年末にギズモード ・ジャパンで紹介しましたが、先日ついにお披露目会があったので行ってきました。

    開発者いわく、「AirSelfieは高パフォーマンスにこだわるのではなく、日常使いできることを考えて作った」とのことで、たしかにその手軽さには驚きでしたよ。

    AirSelfieって?

    20170324gizmodo_airselfie_16.jpg

    ポケットサイズの空飛ぶセルフィーカメラです。読み方は、エアセルフィー。一言でいうと、ミニドローンです。ポケットサイズというだけあって、iPhone 6の3分の2程度のサイズ感。重さは61gとかなり軽いです。

    20170324gizmodo_airselfie_11.jpg
    左からiPhone 6、AirSelfie、iPhone 6・6s・7対応のAirSelfie充電ケース「Power case」

    このサイズながら、1080p、30fpsでのビデオ撮影が可能で、記録画素数は500万画素。ジャイロセンサーや気圧センサー、磁気センサーを搭載し、最大20mの垂直飛行が可能です。また、4GBのmicroSDカードが内蔵。バッテリーの容量は240mAh、フル充電で約3分間の飛行ができます。フル充電までの時間は約40分かかりますが、10分で50%の充電ができるとのこと。

    ボディはアルマイト加工アルミ製。触った感じは、ひんやりとした感触で頑丈そう&高級感があります。小さいけど当たったらちょっと痛いかも?

    飛行の様子はこちらをご覧ください。

    ドローンといえば、やはり気になるのは航空法。しかし航空法で定められている飛行ルールは、200g未満の重量のものは対象となっていないので、61gのAirSelfieを使うにあたってはとくに問題はないようです。

    最大の特徴はスマホ一体型のケース

    20170324gizmodo_airselfie_9.jpg

    AirSelfieの最大の特徴はドローンではなく、iPhoneと一体化するケース「Power case」でしょう。iPhone 6・6s・7に対応しており、オモテ面は普通のスマホケースと変わらないですが、ウラ面には1,800mAhのバッテリーが搭載されたドックが付いています。ここにAirSelfieをドッキングすれば充電が可能な上、AirSelfie用ケースとしてiPhoneとセットで持ち運べます。

    20170324gizmodo_airselfie_10_01.jpg

    ケースはかなり精巧にできており、出し入れするときにAirSelfieが引っかかることはありません。カシュ、スルスルっと出し入れできて気持ちがいいです。

    またiPhone対応Power case以外にも、Samsung Galaxy S7 edge、Google Pixel対応のPower case、AirSelfieの充電だけに特化した12,600mAhのポータブルバッテリー「Powewr Bank」があります。

    気になる価格はこちらです。

    ○AirSelfieとPower caseのセット:31,598円
    ○AirSelfieとPower Bankのセット:32,818円
    ○Power Bankのみ:10,004円

    現在公式サイトから予約受け付け中で、予約購入者には5月から発送予定です。

    良いところ

    20170324gizmodo_airselfie_7.jpg
    左からiPhone 6、AirSelfie、Power case

    スマホと一体化させられるところは斬新。スパイ道具みたいで厨二心がくすぐられます。AirSelfieが収納できる分、ケースは厚くなってしまいますが、それでもこのアイデアにはワクワクさせられます。

    悪いところ

    20170324gizmodo_airselfie_12.jpg

    500万画素の画質。これはさすがに物足りない。SNSにアップする画像にしても足りないです。手軽さを求めた結果かもしれませんが、セルフィー用として使うにもある程度のパフォーマンスが必要です。日常使いという限られた持ち物の中に入るための、厳しい選抜試験を抜けるのは難しいかなという印象。

    20170324gizmodo_airselfie_13.jpg

    また、飛行時間が3分なのもネックです。セルフィー棒と違って、構図を調整するにはドローンを操作する必要があります。一流のドローンパイロットなら話は別ですけど、3分という限られた時間の中では、うまくいっても2枚撮るのがやっとな印象でした。

    まとめ

    20170324gizmodo_airselfie_15.jpg

    純粋にプロダクトとしては非常に面白いです。実際手にとって見たときには自然とワクワクしていました。小さなドローンがiPhoneから飛び出す様子は未来です。でも「今はまだ」、というのが正直なところ。

    最低限カメラの高画質化、欲張りかもしれないけど、顔認識&追尾機能が付けば、それこそ未来キタ!って思うでしょう。ということで、次のモデルでどの程度進化するのか期待です。

    セルカ棒なんて古い…iPhoneからサッと飛び立つドローンで空中セルフィー!

    photo: ギズモード・ジャパン編集部
    source: AirSelfie, Kickstarter

    (ささきたかし)

    あわせて読みたい

    powered by