Amazon AWSのエラーでインターネット死にかける

Amazon AWSのエラーでインターネット死にかける

なんなんだこれは…。

本日午後1時(米東海岸時間)、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が全米各地でダウンし、大手ウェブサイトのSlack、Quoraはもとより、米Gizmodoも影響を受け、ダウン検知サイト「Down Detector」もろともダウンする惨事となりました。

今は復旧していますが、上図は「Down Detector」がダウンする前の地図です。ご覧のようにLevel 3コミュニケーションズの主要都市のネットワークが真っ黄っ黄。今はだいぶ落ち着いてきましたが…。

原因は不明ですが、AWSがサイトに当初発表したアラートでは「エラー発生率の上昇」ということでした。

US-EAST-1のS3で高いエラー発生率の問題を特定しました。これがS3に依存するアプリケーションとサービスに影響を与えています。問題解決を進めているところです。(最初のアラートより)

Amazon S3は「Simple Storage Service」の略で、無数のサイトの屋台骨です。SlackやTrelloなんかの大手アプリも、Amazonのクラウドストーレッジにデータを保存しているので、ここがダウンするだけで瞬死なのです。AWSは「オブジェクトの99.999999999%の耐久性」を標榜していますが、今日はその0.000000001%が起こってしまったようです。

ちょっと昨年10月下旬、Dynを襲ったDDoS攻撃で全米のネットの半分がダウンした事件を思い出して暗くなりましたが、その後のAmazonの調べで、ヴァージニア北部のAWS最古の施設で起こった障害が原因と特定できました。

【もっと読む】 米ネットを襲う未曾有のDDoS。アンナ先輩が野に放った「Mirai」という名の魔物

結局、半日もかからないうちに「S3オブジェクトのリトリーバル、リスティング、削除を完全復旧」、「S3に新しいオブジェクトを追加するオペレーションも復旧。Amazon S3サービスは平常稼働に戻りました」と発表。パニックは収まりました。障害が原因なのはわかりましたけど、障害の原因はまだ不明です。

しっかしまあ、影響の大きさにびっくりですわ…。Amazonのみなさまは、とんだマルディグラになりました…。

620Gbps。空前のDDoS攻撃でセキュリティ記者ブログ撃沈、アカマイから外される。グーグルShieldをも落とす破壊力

image: Level3
source: Down Detector, AWS, Twitter

Adam Clark Estes - Gizmodo US[原文1, 2
(satomi)

あわせて読みたい

powered by